もうあの時のわたしではないので
なんの変化もなく、平々凡々な自分でいたいときと
どんどん変化をしていきたいとき
そういう波が定期的に訪れる。
細かく分けると1日単位でその波も変わるんだけど、この数ヶ月間は、ざっくりと「変化」を求めて来たような気がする。
変化といってもぜんぶ本当に些細なこと。
でも精神的には、その変化がとても大きい。大きくて、良い影響がある。
たとえば、シャンプーを変えたこと。
もうわたしのシャンプーのにおいは、あの時とは違う。
目に見えないけど、数ヶ月前のわたしとは確実に違う。というのが、自分だけの秘密みたいで楽しい。
香水をつけるようになったこと。
香水って、そのにおいだけで何年も会っていない人のことまでかんたんに思い出させてしまう。
思い出したくないことも、においとともに強引にわたしに突きつけてくるツール。
だから、においとともにわたしを思い出させるようなことがないように
においとともに誰かの記憶にわたしが残らないように
香水はつけない主義だった。
だけど、そんな主義も薄れて、お気に入りの香水をごきげんでつけるようになった。
外出前にシュッとつける。
洋服の外側に、もう一枚おしゃれを加えたような、そんな感じ。
あの時のわたしとは違う。
ファッションが変わったこと。
カジュアルでシンプルな服は今も好きだけれど、スニーカーを履く率が下がった。
ここ最近はちょっとフォーマルな、大人っぽい「質」を意識した服を選ぶようになって、パンプスやヒールのあるサンダルを履く機会も増えた。
これまでやってこなかったスタイルを取り入れたときに、グッと大人っぽくなったような「変身した感」が、どうもクセになってしまったようだ。(十分大人ではあるけれど)
ファッションがますます楽しい。
髪型を変えるようになったこと。
最近、ロングからもはやスーパーロングになってきた。
夏ということもあって、時々ポニーテールにすると雰囲気が変わるみたいだ。ちょっと評判がいい。
服や時間に合わせて髪を下ろしたりしばったりして、自分の見え方と、周りに与える印象を楽しんでいる。
おつまみ作りをするようになったこと。
コロナの影響もあってリモート飲みが増えた結果、リモート飲みがないときも家でひとりでお酒を飲むようになった。
わたしはこれまで、家でお酒を飲むことがほとんどなかった。ちょっと飲むだけで酔って寝てしまうからだ。
だけど、少しずつ家飲みの要領もわかってきて、夕方ぐらいからお酒を飲む優雅さをようやく見出すようになった。
そしたら、おかずや付け合わせの簡単なものぐらいしかレパートリーがなかったわたしに、
「おつまみ」という引き出しが増えた。
活躍した食材は、ほたるいか、はまち、シソ、みょうが、キャベツ、きゅうり、水菜、ねぎ…ぐらいだろうか。
3品くらい作ってお酒とともにテーブルに並べるだけで、なんとも言えない満足感が生まれた。
明るくなったこと。
仕事が楽しい。会社の人とのコミュニケーションもより円滑になったし、プライベートも充実している。
自分だけの時間もある。
わたしを悲しくさせる人や、絶望させるような人もあまりおらず、とってもとっても良い人たちに囲まれている。すごく、ありがたい。恵まれている。
自然と毎日よく笑い、周囲に明るく話しかけるようになった。他人を気遣う余裕が、前より格段に生まれている。
ここ数ヶ月の変化の理由を考えてみたところ、
コロナで引きこもり、「変化しない生活」を送り続けることに危機感を覚えて
無意識的にこういう変化を起こしたのかもしれない。
とにかく、数ヶ月前の自分とは違っている部分が多い。
もうわたしは、あの時のわたしではない。
全然変わっちゃってるので、アップデートしているので…なめられちゃ困ります。
という、威嚇です 笑
なんの威嚇かはわかりませんが、変化したらメンタルがバッキバキに強くなりました。
ますます一筋縄ではいかない性格になっています。
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