見出し画像

松元 悠(リトグラフ作家) × 安井海洋(美術評論家) Stone Letter Project #3 トークイベント 「ヴィジュアルコミュニケーションとリトグラフ」

開催中のStone Letter Project #3 トークイベントとして、若手リトグラフ作家として活躍する松元悠と若手批評家 安井海洋による、「リトグラフとメディア」をテーマとしたトークイベントを11月8日(金)、京都場にて開催します。

「ヴィジュアルコミュニケーションとリトグラフ」

かつてリトグラフは、膨大な数のポスターや図版を生み出した、近代印刷技術の花形でした。また戦後の日本では美術表現に取り入れられ、優れた作品が制作されます。人々はリトグラフという視覚表現によって、さまざまなコミュニケーションをおこなってきたのです。

このトークイベントでは、若手リトグラフ作家と批評家が、こうしたリトグラフの織りなす歴史と現在の表現との関係について考えます。時代に翻弄され、形、役割、価値、意味を変容させてきた技法について、それぞれの立場からいま一度見つめ直します。

プロフィール:
安井海洋 やすい みひろ
専門は美術批評、日本近代文学研究。主な著作に「到来する外部:松元悠『血石と蜘蛛』評」(YEBISU ART LABO開催、三菱一号美術館で配布、2019)、「プリズムを透過する光に関する考察」(『「きらめきの結晶体/紡がれる物語」記録冊子』2019)、「ふるかはひでたか 〜医薬経済の表紙絵〜」(『REAR』42号、2018)など。

松元 悠 まつもと はるか
2015年京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース 卒業
2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画 修了
マスメディアが報じる他者を主体に、「消費すること」や、「共感のようななにか」「当事者不在のコミュニケーション」に注目しながら主にリトグラフ技法や映像を用いて表現する。近年の個展に、活蟹に蓋(三菱一号館美術館、2019年)、血石と蜘蛛(YEBISU ART LABO、2019年)、カオラマ(京都芸術センター南・北、2018年)など。

日時:2019年11月8日 17:00〜18:30
会場:京都場
住所:〒604-8412京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5
参加料: 無料
【注意事項】
*当日の座席は20席ほど用意しております。先着順でお座りいただきます。

↓展覧会詳細↓
"Stone Letter Project #3
石版工房 Site-specific Lithography"
2019年10月5日[土]~ 11月17日[日]
12:00~19:00 月曜、火曜日休館
京都場KYOTOba
〒604-8412 京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?