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コモンズ新聞6月号 2作目の完成に向けて、本格始動!

私たち「まつもとフィルムコモンズ」の日々の活動を報告している「月刊コモンズ新聞」。これまではクラウドファンディング支援者に向けた記事やメルマガとして発信してきましたが、今後はこのnoteでも公開していきます。

こんにちは。まつもとフィルムコモンズです。

梅雨を待たずに真夏のような暑さに見舞われつつ、山々や草花の新緑にホッとする今日この頃です。先日、友人の田んぼの田植えのお手伝いに行ってきました。田んぼのとろっとしたぬかるみに、苗をおろしてゆく感触と、水面に映る水鏡に心が洗われました。

そして前回の2月の新春号から、なんと4ヶ月ぶりとなってしまい、必然的にタイトルの『月刊』はお蔵入りに。「コモンズ活動してる?」とご心配された方すみませんでした。活動しっかりしています。

どうぞ最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!


新たなメンバーも加わり、3年目の「まつもとフィルムコモンズ」賑々しくスタート🌸しました!。

今年度、高校生(10代)、大学生(20代)、社会人(30代)が新たに加わり、40代、50代、60代、70代もずらり揃って、パワフルにスタートいたしました!

各々が各々の持ち場で、活躍できるコモンズの輪が拓かれ、育ちゆく過程を楽しみながら、松本の地域映画第2弾も、どうぞご期待ください! 完成上映会は、10月26日(土)・27日(日)の予定です。

松本の8mmフィルムの受付終了いたしました。ご協力ありがとうございました🎞

この日は、86歳から14歳までの幅広い年齢層の提供者さんたちが訪れ、和気藹々とした雰囲気の中、合計81本ものフィルムが集まりました。

途中ビュワーの故障や不具合により、作業が滞ったりというアクシデントもありながら、メンバーたちの協力により、膨大な量のフィルムのナンバリング、調査、クリーニングがかなり進みました。

松本に暮らす様々なご家庭の貴重なフィルムたちが約半世紀ぶりに復活する瞬間は、何度立ち会っても胸が高鳴る緊張感です。

春から新しく仲間入りした信大生のありささんがレポート!

8mmフィルムを見よう会👀

『まつもと日和2』に向けて、新たに募集していた松本の8mmフィルムは、おかげさまで37組の提供者さんにより、合計347本集まりました。

その内デジタル化したフィルムは全部で128本、時間は数十時間にものぼります。それらを素材のまま2日間に渡り淡々と上映していく、出入り自由という会を決行しました。

一体どんなことになるのか、想像できませんでしたが、
あーでもない、こーでもないとおしゃべりひっきりなしで、大いに盛り上がりました。

思いがけず自分の家が映り込んでいた人
蒸気機関車に異常に興奮する女子学生
懐かしすぎる風景に癒されまくる中年女性

等々、それぞれが良い時間を過ごしていたことと
フィルムの内容もチェックもできて(これが目的!)

まつもと日和2』になっていく素材達の魅力をしかと実感できた有意義な会となりました!

8mm映写室#16『まつもと日和』上映会📽

今年度まず最初に我らがホーム、松本深呼吸で上映した『まつもと日和』。

「古い映像から、新たな気づきをもらった」
「ふるさとと呼べるものを持ち合わせていない自分にさえ、語りかけてくるものがある」
「大切なことを思い出したような気がする」

春から新しく仲間入りした信大生のあかりさんのレポートです。

長野県みらいベースに多くのご支援をありがとうございました!

まつもとフィルムコモンズのホームページにご支援くださった皆様のお名前のリストを掲載させていただきました。こちらは、ご寄付いただいた順そのままの掲載となっているため、少々見ずらいかもしれませんが、ご了承ください。文字の間違いや修正等ありましたら、お知らせください。

コモンズの活動へのご支援に、あらためて、心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。

「信州のチカラ」あづみ野テレビ/テレビ松本で放映📺

長野県の広報番組「信州のチカラ」
まつもとフィルムコモンズの活動の一部を紹介していただきました。
長野県の多様な地域文化や芸術活動を支援する、信州アーツカウンシルの取組みの1つとして
昨年の「ホームムービーの日」の様子とインタビューを取材していただきました。

県公式YouTubeで公開されています!

社会奉仕功労者で表彰いただきました🏆✨

なんと「松本南ロータリークラブ」より、表彰いただきました。
表彰状の文章がしみじみうれしく、ありがたく、力強く背中を押していただきました。
ありがとうございました✨

山崎 貴監督『ゴジラ−1.0』快挙!おめでとうございます🏆✨

松本市出身の山崎貴監督が『ゴジラ-1.0』で第96回米アカデミー賞視覚効果賞を受賞されました!

ご存じの通り、山崎監督は『まつもと日和』に出演されています。
山崎監督や同級生たちが中学3年の夏に撮った8ミリによるSF映画『GLORY』は、40年以上も所在がわからなくなっていましたが『まつもと日和』の制作過程で、その「幻のフィルム」を発掘することができたのです。

当時を思い出すと、映画づくりの原点へ還れる」と語っていた山崎監督の今回の快挙は、私たちにとってももちろん跳び上がるほどうれしいうれしいニュースでした。

どれだけ多くの方が、この『ゴジラ-1.0』を観るために映画館に足を運んだことでしょう。
個人的には、ここだけの話、号泣でした。ゴジラでまさか自分が号泣するとは思っていませんでしたが、
いろいろな意味で、心が揺さぶられた作品です。
山崎監督、本当におめでとうございました!!!

受賞翌日の信濃毎日新聞には、コモンズ代表・谷田のお祝いのコメントも掲載していただきました!

いつも『まつもと日和』が流れているお店があります🏮

まつもとフィルムコモンズの事務所の目と鼻の先、
市内で美味しいと評判で、いつも賑わっている人気店 「やきとり 炉ばた焼 田内屋」。
なんと営業中の間はずっと『まつもと日和』がループで流れているそうです!

信大生のサキさんがレポートしてくれました!

まつもと日和』はオンラインでもご覧いただけます。

上映会に行かれない!今すぐ見たい!の声にお応えしています。
ぜひオンライン配信をご活用ください。

あとがき

コモンズ新聞6月号、最後までお読みいただきありがとうございました。

今、『まつもと日和2』の制作と同時進行で、『まつもと日和』の英語版を制作しています。
こちらの活用もまた、うれしいニュースがお届けできることを願いながら、進めて参ります。

『まつもと日和』のWikipediaもいつの間にか出来ていました。

そして『まつもと日和2』の完成上映会は、10月26日・27日を予定しています。

どうぞ今からご予定いただけますと幸いです。

立場や背景や世代を超えてコモンズ(共有地)の輪が広がって行きますように。

◎月刊コモンズ新聞 バックナンバー


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