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BLUE GIANT感想文

映画「BLUE GIANT」を観てきたので、感想文を書きます。(以下ネタバレあり)


元々漫画で「BLUE GIANT」を知っている人もいるだろうけど、主人公の宮本大の高校卒業後〜20歳手前ぐらいまでのタイムラインを描いている。

「宮本大の仙台からの上京してきて東京での活躍を描くストーリー」なのか、「雪祈の人間的成長と作曲家としての始まりを描くストーリー」なのか、「玉田くんがドラム初心者だったのが、最後には大舞台で見事な演奏をできるようになるストーリー」なのか、「JASSのチームとしての軌跡」なのか、色々解釈の仕方があると思うけど、きっと見ている人が決めていいんだろうなと思う。


この映画で伝えたいことについて考えてみた。

劇中で豆腐屋のおじさんが「良くなってる。君の成長を観にきてるんだ。」と玉田くんにいうセリフがある。その玉田くんのドラムと対比されているのが、「4歳からピアノをやっている雪祈」だと感じた。

雪祈は最初から圧倒的にピアノが上手である。一方で、玉田くんは初心者であるが、最後にはSo Blueで見事な演奏をするまでに上達する。また雪祈も雪祈で大きな壁にぶつかってもがき、乗り越えていく。

そうした光景がこの映画で伝えたいメッセージなのではと思った。

人それぞれ、試練や壁がある。だけど、やりはじめるタイミングは「やりたいと思った時なのだ」というふういうに思った。「できなくて、もがく姿は決してカッコ悪くない、豆腐屋のおじさんの様に応援してくれている人がきっといる」と思いました。


「FIRST NOTE」


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