見出し画像

最近、面白いと思ったKindle本2冊!

Kindle出版関連のアカウントと
つながりが増えて、Kindle本を読む量が増えました。

正直言ってキビしい本も多いですが、
「お! これは素晴らしい」
・・・という本との出会いもあります。

たとえばこちら。

「黒歴史を漂白する方法:
 運は「ストーカー」だった!
 行動したら必ずついてくる」

作者は 弓弦(ゆづる)さん


タイトルから内容を想像するのがムズかしく、
ドギつい表紙に
「手が伸びない・・・」という方もいるかもしれません。

ご心配なく、面白いです。

これは、弓弦(ゆづる)さんが
自らの借金人生を赤裸々につづった本、
どん底(黒歴史)からの再生(漂白)がテーマ。

自分の不幸を笑い飛ばす

この手の本って、
「わたしってカワイソウ!」
・・・という悲劇のヒロイン本になったり
「まわりがバカで・・・グチグチグチ」
・・・という ひたすら愚痴を聞かされるような本に
なりがちです。

でも、この本は違います。
自らの不幸を「ん~~、わたしってホント バカ!」
清々しいまでの文章で笑い飛ばしています。

その表現の仕方が的確!
さすがに趣味で弓道をやられているだけあって
“的を射た” 言い回しが
読者の心の真ん中にズバズバ “的中” します。

オススメです!


もう1冊がこちら!

「最強の副業kindle出版
 0円で作る究極の表紙作成術:
 ~プロから盗んだ20のテクニック~」

作者は キヨカさん(19)


これは、canva(キャンバ)を使って
まさにこの本の表紙が作られていくプロセスを
まとめた1冊です。

この説明が、まー分かりやすいこと。
1ページ、1ページを、
PDFファイルにして作ったのでしょうか?

読みやすい文字数と大きさ、
文章でコンパクトにまとまってます!

19歳の感性がそこかしこに


「お金を掛けたくないっ!!」
「お金を増やすためやるのに、
 そのせいでお金を減らすのはちがう!!」
とかなんとかいって 必死にケチな自分を正当化しました。

そうです。
Kindle作家の常識の一つに
「表紙にはある程度はお金を掛けましょう」
・・・があります。

ある程度とは3000円~5000円。
でも、このある程度のお金をKindle本で稼ぐには
なかなかタイヘンです。

ましてや この作者は19歳。
「こちとら先行投資する余裕ないんじゃい!」
・・・という魂の叫びがダダモレ、素直で最高です。

個人的に好きなアイキャッチ

アイキャッチとは
たとえば、30分アニメの前半と後半の間に挿入される
「短い一枚絵」
もしくは
「短いアニメーション」のことを言います。

アニメ「ハイキュー!!」だと
色んなキャラクターが奥のコートから
手前にサーブを打つ アレです。

この本にもそれがあります。
章の切れ目に必ず

『表紙自作』という文字が入るんです。

これはすごくイイなと思いました。
時々、この文字を目にするたび
「そうか この本のテーマは『表紙自作』なんだよな」
・・・と、刷り込まれるからです。

これをKindle本で見たのは初めてで。
すごくいいなと思いました。

ちなみに キヨカさん
ぼくが書いた『文章革命』を読んでくれていたそうで、
Twitterで、めっちゃ驚かれました。
読んで頂き、ありがとうございます!


最近、Kindle界もキナ臭くて、
ついついネガティブな記事ばかりを書いてきましたが、
良い本だってたくさんあります。

ぜひこの2冊、読んでみて下さいませ。



読んで頂き ありがとうございます!











これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!