自分が「どうしたいのか」って気持ちを大切にしてほしい、と母に伝えた
最近、実母と電話で話をしたんだけど
自分の口から出た言葉が、思いのほか母に喜ばれたので、文章で残しておきたいと思う。
私は30代後半なんだけど、最近少しずつ自分の人生を俯瞰して見れるようになってきた気がしててね。
人生って思ったより短い。それならもっと自分の気持ちを大事にしてもいいのかも。
そんなふうに思うようになったんだよね。
母に伝えたのはそういうこと。自分の気持ちをもっと大事にしてほしいってこと。
ここから詳しく書いていく~~
母は田舎に帰るか悩んでいた
今、私の父と母は定年間近。
今は父の仕事の関係で、2人で関東の賃貸マンションに住んでるよ。(私も関東だけど県は違う)
定年退職したら、生まれ育った東北に帰るかどうかを悩んでるんだって。
でも
父は関東に残りたいって言ってて、
母は東北に帰るって選択肢を捨てきれない
って状況みたい。
東北には一応家と土地があって、今は空き家なんだよね。もし住むならリフォームが必要。
関東で家賃を払い続けるか
先にドンとリフォーム代払って、そのあとの安心をとるか
って感じかな?
母はたぶん、今の不安を手放して安心をとりたいんだと思う。
今は共働きだから関東で自由に暮らせてるけど、
退職して年金暮らしになったら、今住んでる家の家賃はまぁまぁキツイと思う。
もう少し狭くて安い部屋に引っ越すか東北に戻るか。
そのまま住み続けるか…
もし、東北に住まないって決めたら、解体して土地を売ることになる。
利益がでるかは正直わからない。
う~~~ん。
まぁこればっかりはさ、寿命がわからない以上、「どっちがいいか」って答えが出しにくいよねぇ。
母はどうしたいのか聞いてみた
人間の寿命が例えば85歳だとしてね。
父と母がそこまで生きることができたら、あと20年近くあるわけだよね。
その20年をどう過ごしたいの?
って母に聞いたら
「父と一緒なら楽しいから、どこでもいい。」
って言うの。
そうだよね。一緒ならきっとどこでもいいんだよね。
不安なのは一人になったときだよね。
母の場合、気持ちの拠り所が「父」だから、たぶん住む場所は、ぶっちゃけ関係ないんだと思う。
母の心の葛藤
父はもう関東で暮らす一択だからさ。
母の気持ちの整理がついたら、田舎の家はたたむんだと思う。
母は堅実で優しい人だから、
お金のこととか、周りに迷惑をかけるんじゃないかとか、そういうのを考えるのがしんどいんだと思うのよね。
(これ、ずっと言ってる。私とか妹に最後は迷惑かけることになるから…本当にごめんねって。)
だから、一人になったときのことも考えて、田舎でひっそり暮らしたほうがいいんじゃないか
って思ってる気がする。
だから、実家をたたむ決意がなかなかできなくて悩んでるんだろうな。
「どうしたいか」を叶える方法を一緒に考えていこう
私は、母が「どうしたいか」を大事にしてほしい。ってことを伝えた。
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寿命がわからない以上、先への備え(お金とか住む場所の確保)はもちろん大事だよ。
だけどさ、「不安だから、お金が心配だから」って気持ちで今、東北に戻って、この先20年、楽しく過ごせる?
私はこの先20年、母が「どうしたいか」って気持ちを大事にしてほしい。楽しく幸せに過ごしてほしいよ。
というかそもそも父は(東北に)帰る気ないみたいだし。笑
まずは、関東で父と一緒にどうやって暮らしていきたいか、を考えてみたらどうかな?
(ひとりになったときのことは、そのとき考えるとして。笑)
お金が不安なら、この先どうにかできる方法がないか一緒に考えることもできるよ。
実家に関しては、気持ちの問題もあるから今すぐたたもう!とは言わないけど、毎月かかってる固定費や税金がなくなるだけでも負担はだいぶ軽くなると思う。
今は、オンラインで働く方法だってたくさんあるから、定年後の働き方とか、私と一緒に考えてみるとかどう?
(私、オンライン秘書だし。^^)
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そんなことを伝えたら、声が少し嬉しそうだった。
不安を少しだけ軽くしてあげられたかもしれない。
シニア世代の働く問題について少し調べてみた
母と話した後に少しだけ調べてみたんだけど、
未来は結構明るかった…✨
indeedにこんな記事があったし
▶ テレワーク下でシニア世代とうまく働いていくには
☝の記事の取材元「松本すみ子さん」の本も気になるから読んでみたい
▶ 定年後も働きたい。――人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方 【広告】
我慢しがちな母が「どうしたいか」を大事にできるように
不安を払しょくするお手伝いなら、私にもできるかもしれない。って思ったよ。
さいごに
仕方なく人生の選択を決めることになる場合もね、もちろんあるとは思うんだけどね。
自分が「どうしたいか」を叶えるために動くことも時には大切だと思う。
私はどんな形になったとしても、我慢が多かった母がこの先も幸せに暮らしてくれたらいいなと思うよ!(もちろん父も!)
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ここまで読んでくれてありがとう^^
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