鬱からの日記

鬱は突然現れた。

怒涛の平日から束の間の土日の休息中。
散歩の帰り道、息子、夫と近所で評判の美味しいケーキを買って帰る。
食べ終わって、「すごい美味しかったね」とみんなで語り合い充実した1日も終わる頃だった。

急に涙が出てきた。

とても悲しい気持ちが込み上げてきた。
何による悲しみかわからず、ただとにかく「疲れた」ということで
頭の中がいっぱいになってしまった。
夫も私の様子に気がつき二人で困惑。
これが鬱病の始まりでした。

自分が何が好きだったのか思い出せない。

会社を休み、少しして落ち着いてきた頃、自分を振り返ってみたら、
自分が何をして過ごしてきたか、何が好きだったのか、
どういう感情を持って生きていたのか、わからなくなっていた。
幸せだと思っていた自分は、世間から見たら幸せだっただけで、
とうの昔に自分を見失っていたことに気がついた。

もうすぐ31歳。

こんな中途半端な時期に日記をつけることにした理由は
もう自分を見失わないように。

幸せだと感じだことを忘れないように。
記録がなければ自分が今感じた感情は消えてしまい、
もし私が死んだとしたら、いくらでも誰かのいいように
勝手にすり替えられてしまう。
そうならないように。

今日から、目覚めて1番、朝から日記を書くことにしました。

なぜ朝なのか。
夜は息子の寝かしつけで寝落ちするため。
昨日を思い出して、今日は何をするかを考える時間。

でも今は昼の12時だ。

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