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二子玉川

9月22日火曜日
秋分の日🎌

火曜日定休の平日休みにとって
祝日が休みというのはとても貴重な日
近所のカフェで
普段なかなか味わうことのない祝日の空気を感じながら
noteを書き始めている

貴重だと言っても
1週間の中の休みのひとつに過ぎなくて
これといって特別な予定があるわけでもなく
多くの人にとっても
よくある祝日なのであろう
だが、平日とは全く違う街の雰囲気
人の気が見えるわけではないが
明らかにたくさんの人の気を感じ取っている

特に二子玉川という土地柄
ファミリー層が多いため
家族のパワーみたいな
子供たちも家族みんなでお出かけが
楽しくて仕方ないのであろう
この街は”家族“という温かい空気が
いつも以上に流れている

たくさんの笑顔と笑い声
浮き足立った空気も感じながら
泣き叫ぶ子供もちらほらいたりして
最近ではカップルもとても多い
私のようなお一人様も
笑顔で働いている人たち
駅前では政治家が演説していて
そのビラを配っている人は
きっとアルバイトで
まるでロボットのような
感情が一切ない顔で
通りかかる人々に手を伸ばしては
誰にも受け取ってもらえていない様子だった
(ハリのある声のスタッフもいたが)

風が心地よく
秋分の日に相応しい気候
私はこの街が好きだ

縁あって今の職場で働くために上京した私は
二子玉川という土地を
自ら選んだわけではないため
最初はこの街が息苦しかった
憧れの土地としては申し分ないが
特に20代前半は結婚願望が人一倍強かったため
幸せそうな家族を見ると
羨ましくて、よく悲しくなっていた

東京は面白い
区でも雰囲気が違うが
駅ごとの空気もまた違う
東京に上京して丸8年
結果、二子玉川が大好きです

近代的な建物と豊かな自然
洗練されたオシャレさと
ほっとできるアットホームさが
混ざり合ったこの街は
本当に居心地がいい


この街で働けて、この街で暮らせて
とても幸せだということに
改めて気づかされた
「無いものではなく、あるものに目を向けよう」
とよく聞くが
その通りなのだが
本当の意味で
それに気づくことは簡単ではない

“今あるものに感謝”はとても大切だが
“現状に満足”していては成長が止まってしまう
だが、欲張ると失う
この境界線、見極めが大切で
引き算がポイント
中身を良質なものに入れ替えていけばいい
この作業を丁寧にやれば
こぼれ落ちることはないだろう
そして同時に少しづつ
これは痛みが伴うかもしれないが
自分の器を大きくしていきたい
溢れてしまうなら
溢れないよう、大きな容器にすればいい
拡張するのは簡単ではないが

それこそ、私は背伸びをしていて
もっともっと、と欲張っていた
快適に越したことないと思っていたけど
便利すぎるのも、厄介を招く
少し不便なくらいが丁度よくて
味があるなと最近は思うようになった

今ある幸せな環境は
神様からのギフトだと思っている
そして与えられた試練もまた
ギフトと化する日がくるよう
ただ前だけをみて
一歩づつしっかりと歩いていきたい


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