外ヶ浜と呼ばれる土地がある。 平安時代から鎌倉時代にかけて、日本の統治の仕組みが出来上がってきた頃、国の支配が及ぶ最果ての地だった。この先は流刑地だったことから…
マツカワ
2023年5月3日 14:22
外ヶ浜と呼ばれる土地がある。平安時代から鎌倉時代にかけて、日本の統治の仕組みが出来上がってきた頃、国の支配が及ぶ最果ての地だった。この先は流刑地だったことから、国の最も端、『率土之濱(そっとのひん)』、外の浜、外ヶ浜と呼ばれるようになったという説がある。そのような土地柄もあってか、外ヶ浜には数々の不思議な伝説が残る。中でも、全国に知られる伝説は、鎌倉幕府成立の際、平家を滅亡に追いやった立役