アクティングサポートプロジェクト 私たちが観た映画
アクティングサポートプロジェクトでは、学びのために多くの映像作品に触れる機会を作りました。メンバー内で共有した、おすすめの映画をご紹介します。
ハッシュ(橋口亮輔 監督):
残念ながらストリーミング配信されていないのですが、ご協力いただいた俳優さんの好きな映画ということで鑑賞しました。シナリオを購入し、シナリオと映像作品を観ながらの小さな鑑賞会と、芝居についての勉強会をさせていただいた作品です。
今回私たちが鑑賞したスタイルは、
▶ 脚本を読む
▶ 実際の映画を観る
▶ 気になった点をメモし、ディスカッションする
Zoomなどを使ったオンラインの集まりでの、題材にも使用できるかもしれません。米国の脚本家支援サイト「Script Reader Pro」では、無償で有名作品の脚本を公開しています。
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映画勉強会は一度しか開催できなかったのですが、メンバから出たおすすめ映画をご紹介します。ストリーミング配信されている作品を選びました。
15時17分、パリ行き(クリント・イーストウッド 監督):
メイキングを必ず観て欲しい、というメッセージをいただいたクリント・イーストウッド監督の作品。
よこがお(深田晃司 監督):
ご紹介してくださった方の2019年のベストとも言えるかも、と言われた作品。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 審査員賞である、映画「淵に立つ」の深田晃司監督の作品です。
クレイジーリッチ!(Jon M. Chu 監督):
ガールズムービーに思える本作ですが、ガールズムービーぽいけれど実はハリウッドのアジア勢が頑張った作品。インタビューを見ると、アジア人がハリウッドで成功するのは本当に大変だというのがしみじみわかります。
Crazy Rich Asians 原作者Kevin KwanのTalk at Googleでの執筆、映画化の秘話の様子
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タイトルとは異なりますが、新型コロナウィルス感染症が広がる現在、2010年に公開された「コンテイジョン」という作品が再注目を浴びています。
様々な場所で、現状を予言したような作品だと称されている本作品ですが、キャストの方々が、新型コロナウィルス感染症についてどのような行動を取るべきか、映像で解説してくれています。
『コンテイジョン』キャスト陣からの新型コロナウイルス感染拡大防止メッセージ
本動画では、エリン・ミアーズ医師役:ケイト・ウィンスレット、ミッチ・エムホフ役:マット・デイモンから、手の洗い方、ソーシャルディスタンスについてマット・デイモンが解説した動画を観ることができます。
ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、以下のYouTubeから他のメインキャストの方々のメッセージをご覧いただけます。コロンビア大学公衆衛生大学院が監修しているサイトです。
Control the Contagion
もしこの映画を観た方が、コロナウィルス感染症がどのような未来をもたらしてしまうのかを感じ取り、行動変容につながるとしたら、それは映像という芸術でありエンタテイメントが持つ力が、現実に居る私たちにもたらしてくれる素晴らしさのひとつ、だと思います。
研究に関わる全てのご協力者さま方、何より研究に取り組んでいる学生、研究者の方々に♡をいただければ嬉しいです。