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よりどりインドネシア第159号(2024年2月7日発行)

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インドネシア政治短信/ロンボクだより(ロンボク地震を振り返って)/ラサ・サヤン(家庭の害獣・害虫)/ジギー節考/映画往復書簡(ジャワ文化とイスラム教が生み出す寛容と優しさ)
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#インドネシア文化

[2024/02/07] ジギー節考(太田りべか)

[2024/02/07] ジギー節考(太田りべか)

~『よりどりインドネシア』第159号(2024年2月7日発行)所収~

ジャワは雨季たけなわ。雨季入りがやや遅めだったのに加えて、11月も後半になってやっとまともに雨が降り始めたと思うと、12月半ばには2週間ほどまったく雨の降らない日が続き、私が住んでいる中ジャワ州スマラン市の水道会社は、一時期水不足に陥っていたようだ。それでも年が明けると、さすがに本格的に雨季に入った。洪水の季節の到来である。

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[2024/02/07] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第74信:ジャワ文化とイスラム教が生み出す寛容と優しさ~映画『サジャダの片隅を濡らす涙』より~(横山裕一)

[2024/02/07] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第74信:ジャワ文化とイスラム教が生み出す寛容と優しさ~映画『サジャダの片隅を濡らす涙』より~(横山裕一)

~『よりどりインドネシア』第159号(2024年2月7日発行)所収~

轟(とどろき)英明 様

ジャカルタでは「から雨季」であるかのように雨があまり降らない日が続きましたが、1月下旬頃からようやく本格的な雨季らしくなってきました。

前回、轟さんが2023年のインドネシア映画の観客動員数について補足してくれたことに感謝します。前稿で私も迷った挙句あえて外した内容だったからです。理由は様々な作品群

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