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日本企業の「ソフトウェア・ファースト」の理解度が低すぎる件

なぜ日本企業はずっと負け続けるのか?

これには諸説あります。僕も今まで、この原因についてたくさんの記事を書いてきました。

でも、実は詰まるところ、「ソフトウェア・ファースト」の意味がまったくわかっていないからだと思うのです。

ただ、最近になって、ついにソフトウェアの重要性が理解されてきたようです。例えば、こんな記事が流れてきました。

https://twitter.com/nikkei/status/1663318299579498501?s=20 より

なんでもホンダはインドの開発会社との連携を深め、30年までにホンダの開発を担う人材を1100人増やし、2000人強とするそうです。また、社内外で車載ソフト開発を担っている計約5000人を「自社人材の採用も増やす」ことで1万人に引き上げるとしています。また、トヨタ自動車も2025年までに約9000人に再教育してソフト人材に転身させるなどして、グループ全体で今後約1万8000人の体制を整えるそうです。

まずは一歩前進ですね……。ただ、これで万事めでたしめでたしかというと、僕は懐疑的です。

なぜなら……

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