見出し画像

2020年は、真の「インターネット元年」として記憶されるかも知れない

先日Twitterを眺めていたら、こんな記事が流れてきました。

「2020年こそが、本当の意味でのインターネット元年なのだ」とするこの記事は、2020年を境にネットが僕らの主な活動の場になり、リアルはネットを補完するものになるのではないか?と予測しています。

バーチャルとリアルが入れ替わる日

僕も割と同意見です。そして折しも今朝、『ZOZOテクノロジーズが日本全国から採用可能な、「全国在宅勤務制度」を導入』という記事に遭遇しました。

これまでリモートワークと言えば、フリーランスの人たちが人脈やクラウドワークスなどを経由して仕事を請け負うとパターンがほとんどだったと思うのですね。あるいは、海外に居住したまま、日本向けに情報発信をしてアフィリエイトで稼ぐ人など、かなり特殊な人々に限られた働き方でした。

しかし、コロナウィルスの出現で状況が一変しました。2020年を境に、大企業勤務のサラリーマンまでもが、ごく普通リモートワークをするようになったのです。そして第2波、第3波とコロナが長引くにつれ、リモートワークはサラリーマンの新しい働き方として急速に定着しつつあります。

逆転現象は既に起きた

ですから、冒頭で紹介した記事のように、今から50年、100年後の歴史家たちが2020年を振り返って、「インターネット元年」、あるいは「ネットとリアルが逆転した年」として位置づけるかも知れないのです。

現にこのコロナ中、買い物も、人との出会いも、遊びも、仕事も、学びも、ネットが主体となってしまいました。中にはネット上でだけでコトが完結してしまうものもたくさんあります。

ここカリフォルニアでは、あまりの感染率の高さに、誰も出かけなくなりました。僕自身も、食料品も含め、すべての買い物をインターネットでやっています。外食は、デリバリーにとって変わりましたし、会議は全てオンライン、遊びはVRゴーグルとNetFlix、そして友達との飲み会ですらZoomで完結です。クリスマスには、遠方に住む息子達と、オンライン夕食会をしましたが、これが新しい日常なのです。

もちろんこのパンデミックの終焉と共に元に戻るものもあるかとは思いますが、仮に戻ったとしても、完全に元の姿に戻るものはまずないだろうと思われます。

そこで今日は、もしもこのままバーチャル優先が定着すると、一体どのような変化が起きてくるのかを考えてみました。

※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

ここから先は

2,922字

¥ 300

もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!