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インターネット・ポルノは何を破壊したのか?

「モテたい!」という気持ちは、男女問わず多くの人が有している共通の感覚ではないかと思います。しかもこの気持ち、相当に幼い頃から始まります。まだオシメがやっと取れたくらいの幼児ですら、異性の前ではカッコつけたり、かわい子ぶったりしたいものです。また、老人ホームでもシニア同士の恋愛が絶えないようですから、年を取っても続いていく感覚なのでしょう。「子孫を残したい」という欲求は何百万年も前から人間、いや、全ての動物のDNAに深く刻まれた本能ですから、今後も変わることはないでしょう。

ところが、いくらモテたくでもなかなかモテないのが現実です。容姿に恵まれたり、運動神経抜群だったりすれば話は別ですが、残念ながら大半の人はそうではありません。ですから大半の若者は、悶々と青春時代を過ごすわけです。

人生には3回モテ期があるなんて言いますが、僕自身はモテた記憶などありません。振り返ってみれば50代の今よりは20代のときの方が明らかにモテたとは思いますが、ではそれでは他の20代の男性と比べてどうだったかといえば、モテたなんてまったく言えない部類です。弟がバレンタインデーに20個もチョコを貰ってくるのを横目に、一つももらえない年の方が多かったのは苦い記憶でしかありません。

告白して玉砕したことも何度かありましたし、やっと付き合い出したと思ったら無残に振られたこともあります。当時、多くの若者が同じような体験をしたのではないでしょうか?

そこで、めいめいがそれなりの努力するわけです。運動や勉強で長けたい。金持ちになりたい。痩せたい。楽器が上手くなりたい。戦略は色々でしょうが、僕ら人間は動物ですから、本人が自覚する・しないに関わらず、本能に突き動かされて生きているのです。もちろん子孫繁栄「だけ」が目的に勉学やスポーツに勤しむわけではありませんが、生きているとも思いませんが、好むと好まざるとに関わらず、無自覚な本当にドライブされて生きているのが、人間という生き物です。

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