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日本はおそらく、まだ当分変われません

今回のコロナ禍をキッカケに、日本もついになんらかの変化を遂げるような機運があります。痛手を負った企業はリスクの分散をもっと真剣に考えるようになるでしょうし、ビジネスのオンライン化もこれまでにないスピードで進むでしょう。また、これまでは掛け声ばかりだった在宅勤務もかなり普及するでしょう。企業にとっては生きるか死ぬかの瀬戸際ですから、当然と言えば当然の反応です。

その兆しは、例えば平将明内閣府副大臣のこんな発言にも現れています。

この認識はまだまだ甘く、現実の日本のデジタル化は10年どころか15〜20年くらい遅れていると思うのですが、それでも政府関係者にこのような認識が芽生えたのは実に喜ばしいことです。またハンコ文化を見直すような動きさえ出てきましたし、それどころか、9月入学さえ議論の遡上に上げられるようなってきました。そういう意味においては今回のコロナ禍は、30年以上停滞した日本をついに変えてくれる黒船のような働きを果たしそうです。

でも僕はかなり悲観的に考えています。日本が今回のショックで変化できるとはどうにも思えないのです。

というわけで、今日は「多分日本は変われない」というお話です。辛辣に行きたいと思いますので、ここから先は有料とさせていただきます。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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