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リモートワークと英語の未来

今日は無料記事です。

先日、「コロナ不況で貿易が減ったから英語がそんなに必要なくなる」という趣旨の記事が流れてきました。

以前、ニューズウィークさんには取材して頂いたこともあるので悪く言いたくはありません。でも、ちょっとあまりにお粗末な記事だと思ったので、反論を兼ねつつ、コロナ不況の今こそ、英語を身に付けるべきである理由を解説することにしました。ちゃんとお金を稼いで豊かな暮らしを送りたい方は、読んだ方がいいと思います。

リモートワークの意味するところ

さて、日本でも大手企業は一気にリモートワークに踏み切り、それ以降もずっと続けていますが、この流れは世界どこでも同じです。ヨーロッパでもアジアでもアメリカでも、全く変わりません。要するに、世界中がリモートワークをしているのです。

なお、日本ではなんとなくコロナも下火ですが、他の国もそうなったわけではありません。むしろそんな国は例外で、今も世界中で感染者が毎日増え続けています。なので、向こう数年はリモートワーク続行間違いなしでしょう。

リモートワークが普及するということは、世界のどこからでも働けるということです。超整理法で有名な野口悠紀雄氏がこんなことを呟いていましたが、まさしくこの通りなのです。

インターネットが日本語の壁を超えてしまう

つまり、日本にいながらにして、世界中の企業に就職できる。これがリモートワークの意味することです。そして今、世界的に有名な企業があちこちの国でリージョナル・マネージャーを雇っています。各国での雇用をサポートするためです。

その時に僕らの競争相手になるのは、普通に英語が喋れる世界中の新卒たちです。僕もフィリピン人、日本人、そしてアメリカ人をリモートで雇用していますが、ぶっちゃけスキルがあって英語が話せればどこに住んでいようと関係ありません。

これがコロナ時代です。コロナの影響でグローバル化が止まるなんて、とんだ勘違いです。無論、物理的な人の移動は当分制限されますが、逆にインターネットを介した繋がりは、今よりもずっと太く密なものへと変わっていくのです。

ちなみにもう4年も前にマイクロソフトがこんなデモをやっています。リモートワーク、ますます普及するに決まっています。

で、その際に共通言語として使われるのは、まず間違いなく英語です。無論将来的にはリアルタイム翻訳が実用レベルに達する可能性もありますが、現時点ではまだかなりお粗末です。ちなみに、ポナンザの開発者で知られるAI の第一人者の山本一成さんですら英語の勉強に時間を割いています。

残念ながら格差は広がります

もっと言ってしまうと、教育も仕事も全てリモートになった今、格差はますます広がります。監視されなくても自主的に勉強や仕事に取り組める人は、自らの能力を高め、給与の高い仕事に就き、そこでまた活躍して、ますます給与を高めます。

また、英語で情報が発信できる人は、日本市場に囚われず、製品やサービスや情報を世界に送り出し、それをお金に変えていくでしょう。英語ができるって、そういうグローバルで使える武器を手にすることなのです。

冒頭で紹介したような記事を読んで安心するもよし。シコシコと勉強して英語ができるようになるも良しです。全ては自分次第です。

仕事で使える英語は、そんなに高いレベルではない

なお、英語なんてほんの1、2年本気で勉強すれば仕事で使えるレベルに達します。ハッキリ言って、音楽が鳴り響くバーで一杯飲みながら、ネイティブたちととスラング全開で高速で喋りまくる方がよほど難易度が高いです。

仕事の必要な英語力のレベルがうまくイメージできない方は、どうぞこちらの記事を参考にしてみてください。イメージとしては、英検準1級です。

以上、「リモートワークと英語の未来」をお送りしました。未来を考える上で、参考になれば幸いです!

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