検閲産業複合体
みなさん、Twitterファイル(Twitter files)をご存知ですか?
イーロン・マスク氏がTwitterを買収して以来、早6ヶ月。この間、Twitterファイルと呼ばれる、スクリーンショット、メール、チャットログなどからなるTwitter社の内部資料が、独立系ジャーナリストのマット・タィービ(Matt Taibbi)氏、バリ・ワイズ(Bari Weiss)氏、リー・ファング(Lee Fang)氏、マイケル・シャレンバーガー(Michael Shellenberger)氏らの4名に共有されました。
この4名、独立系ジャーナリストとしてはかなり有名な人々です。詳細は割愛しますが、例えばマット・タィービ氏は3度の受賞歴があり、ベストセラーを何冊も出版しています。マイケル・シャレンバーガー氏も同様にSan Francsicko などのベストセラーを何冊も出版しています。
というわけで、その辺のジャーナリストもどき、というわけではないんですね。実績のある人々です。
そしてこの人たちがTwitter社の内部資料を精査した結果が、この6ヶ月にわたって何度も発表されてきました。中身は仰天ものだったのですが、ほとんどの大手メディアがこれらの発表を完全にスルー。もちろん、日本の大手メディアもほとんど報道していません。
Twitterが検閲しまくっていた件
この4名のジャーナリストが これまでに明らかにした事実からわかったこと、それはTwitterが、ツイートを検閲しまくっていたことです。
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