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共同体と個人のハピネスについて考えてみた

野本響子さんの新刊、『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』を 読み始めました。

日本人はお金があっても何故か苦しいそうな人が多い一方で、なぜかマレーシアはさほど豊かでもないのに、のんびりと平和な表情で生活を営んでいる人が多い…... 本書の前書きはこんな感じでスタートします。

僕もフィリピンでビジネスを興して、同じことを感じています。なんというか、根本的な部分で価値観がすごく異なるのです。そんな本書、早速傍線を引いたのはこの一節です。

「かつての私は「自分が、自分が」と考えているような人間でした。  ところが今では「なんとなく全体で幸せになれば、多少自分が損したり騙されたりしてもいいや」と思うようになったのです。「人生は短いから楽しまなきゃ」とマレーシア人と同じような口癖も言うようになりました。

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