![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116767875/rectangle_large_type_2_dc334778f0f05ebb399b956d088176d7.jpeg?width=800)
僕らはみんな、大切なことをどこかに忘れてきた
先日『100まで生きる: ブルーゾーンと健康長寿の秘訣』というドキュメンタリを見ていたら、「アメリカで #longevity (長寿)を検索するとサプリの紹介しか出ていこないが、ブルーゾーンにはサプリを飲んでいる人も、ジムに通っている人もいない」というナレーションがあったのです。この番組、すごく面白かったです。
この番組によって明かされる長生きの秘訣は色々とあったのですが、中でも「そりゃそうだよな……」と改めて考えさせられたのは、「コミュニティへの帰属」や「多世代家族」、あるいは、「信仰に基づいた帰属意識」などでした。
どれもこれも、僕の祖父母の世代には、ごく普遍的にあったものです。当時は精神を病む人も少なく、心療内科も精神科もカウンセリングもほぼ存在しませんでした。それでいて、どう見ても知恵遅れの大人が、普通に町で働いたりしていたんですね。僕の町にも通称「石投げ」と呼ばれる、子供に石を投げつける狂人が住んでいましたが、ごく普通に暮らしていました。
※このマガジンでは、読者の皆さまの役に立つ視点の提供を心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点で生活や仕事をする中で得た気づきを書き綴っています。この記事は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読むことができます。
ここから先は
2,360字
/
1画像
¥ 300
もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!