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そろそろ代表制民主主義が終わる予感がする

何年か前から、「えっ、なんでこの人が?」というようなリーダーが各国で選出されるようになってきました。アメリカのトランプ大統領、イギリスのボリス・ジョンソン首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、日本の安倍首相、トルコのエルドアン大統領、ハンガリーのビクトル首相、インドのモディ首相などなど、ちょっと考えるだけでどんどん思いつきます。

なぜこれらのリーダーが選出されたのか? 諸説ありますが、要するに既存の代表制民主主義が機能していないからです。そこでどの国でも不満を溜めた民衆が、一石を投じるべくラディカルな候補に投票した。そんなところではないでしょうか?

さて、その結果はかなり悲惨です。例えば現在アメリカではコロナウイルスが蔓延し、デモが起きたりして大変なことになっています。コロナウイルスに至っては1日の感染者が7万人を超えるなど、かなり信じがたい状況に陥っています。

なお、デモ活動もすごいですが、それに対抗する警察の活動もまるでデストピア小説「1984」を地で行くような状況になりつつあります。フル武装した警察官がIDさえついていない装甲車でポートランドの市街地に繰り出し、デモ活動の参加者をひっ捕らえて連れ去っているのです。これが民主国家であるはずのアメリカで起きているなんて、本当に信じられないことです。

他の民主主義国家どうなのか?

では他の国はどうかというと、ここまでひどくないものの、かなりヨロヨロとしています。日本政府が発表する感染者数も、もはやマトモに信じている人の方が少ないでしょう。東京オリンピック延期決定前と都知事選の前は検査数が自体が抑えられてことなどが明るみになっていますし、アベノマスクやGO TO キャンペーンなどの場当たり的な対応にも、辟易としている人が相当多いのではないでしょうか?

イギリス、フランス、イタリアなどといった他の民主主義を標榜する先進国もコロナウイルスの制圧に成功しておらず、むしろに社会主義国の方がうまく行っている有様です。

いったいこれはどういうわけなのでしょうか? 民主主義は今後、いったいどこに行ってしまうのでしょうか? ちなみに僕は、民主主義がそろそろ終焉を迎えると考えています。そこで今日は、どうして僕がそう思うのか。また、代替案はありうるのかなどを考えてみたいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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