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金銭的な援助はどうしてこんなにも難しいのか?

人に金銭的な支援を施すって、すごく難しいです。

お金なんて単なるツールのはずなのに、お金が絡むと、なぜかすぐに人間関係が壊れるのです。皆さんも友達に貸したお金を返してもらえずに関係がギクシャクしたり、逆に友達から借りたお金が返せなくなって、その友達を避けるようになってしまったなんて経験があると思うのですね。

出すのも、出してもらうのも難しい

では、貸すのではなく、いっそお金をあげてしまう場合はどうでしょうか? 昔からよく、「お金を貸すぐらいなら、いっそあげてしまえ」なんて言うくらいですから、このほうがマシかも知れません。

実は、これもまた難しいものがあります。経済的な支援を受けると、支援をしてくれた人に負い目を感じるようになるからです。親にお金を出してもらうと親の意向を無視できなくなりますが、スポンサーになってもらうのですから当然のことです。親子が同じ方向を向いているうちはいいですが、そうでなくなると、お金が絡んでいる分、話がややこしくなりがちです。

お金を介在させると、愛情や友情は壊れる

なぜお金ってこんなにも取り扱いが難しいのでしょうか?

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