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あなたは「自由」を使いこなせますか?

まだ若かった頃、僕は規則を守ることがどうにも苦手でした。しかも校則が厳しくなる中学や高校から苦手になったのではなく、そもそも幼稚園の頃から異常に苦手で、先生に素直に従ったり、みんなと同じことをしたり、長く同じ所に座っているといったことがほとんどできませんでした。多分今だったらADHDと診断されていたのではないかと思います。

親に言われたことを守るのも苦手で、門限に遅れたり、宿題をやらなかったりしては厳格な父親によく殴られていました。別に意図的に反抗していたわけでもないのですが、ルールを守ることに意味を見出せず、僕にどうしても納得がいかず、どうしても素直に従うことができなかったのです。

そしてこの傾向はそのままずっと続き、僕は問題児のまま学校教育を終えました。そしてよせばいいのに老舗の日本企業に就職して寮に住み込み、わずか2年半で嫌気がさして辞めてしまいました。なんとか3年持たせたかったのですが、魂が死んでいくような感じがどうにも我慢できませんでした。朝出勤の時間になると吐き気がして、どうにも会社に行きたくなかったことを今でもよく覚えています。

でも今になって振り返ってみると、学校にフィットしなかった連中って僕以外にも結構いました。ずーっと揉め事を起こし続けている強者もかなりいました。中には中卒で就職した子もいれば、高校を中退した子もいました。多分彼らは僕以上に、魂が腐っていくような感覚があったのではないでしょうか?

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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