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中国企業に身売り? それとも正しい決断?

先日、ブリヂストンによる中国への事業売却が話題になっていました。

この経営判断、賛否両論です。中国企業に事業を売却すること自体を批判する声も聞かれます。

一方、このブリヂストンの判断を擁護する記事もあります。

上の記事の中に、なかなか震える一節があります。

「稼ぐ力」が脅かされていく中で、重くのしかかっているのが、「多角化事業」である。防振ゴム、ベルト、ホース、樹脂配管などの化工品や、米国で展開する屋根材、空気バネ、そしてスポーツサイクル事業である。これらは20年時点で、6000億円弱の売り上げを誇りながら、営業利益はたったの2億円しかなかった。

6000億円売り上げて2億しか利益が出ないって、けっこう凄いです。 6000円売って2円しか利益が出ないのと一緒です。 利益率0.03%です。

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