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IT産業はもう頭打ちなのか?

先日、じっちゃまこと広瀬隆雄氏が、もうマネタイズできるITフロンティアは存在しない、というようなツイートをしていました。(氏はTwitterをやめてしまったようなので、引用できません)

世界人口80億人として、もうすでにおよそ50億人にインターネットが行き渡っています。残りの30億人は、仮に行き渡ってもマネタイズにつながらない 貧困層ではないかということでした。

この見方はまず間違いないと思います。フィリピンのような発展途上国に行っても、本当に誰もがスマホを持っています。ですから、現在まだネットにアクセスがない人々というのは、1日1ドルで暮らしているような最貧国の住民だけではないでしょうか?

そうなると、アップルを初めとするIT企業には今後はもう買い替え需要しかないということになります。また、世界的に不況感が漂っている今、広告が収入源の GoogleやMetaは、今後かなり経営が厳しくなることが予想されます。

インターネットのフロンティアは、本当にもう存在しないのでしょうか?

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