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チーズ探しの冒険に出かけませんか?

20年くらい前に、「チーズはどこへ消えた?」という題名のビジネス書が大ヒットしました。日本でもアメリカでもベストセラーになったので、覚えている方も多いのではないかと思います。

このお話には、ネズミ2匹と小人2人が登場します。2匹と2人は迷路の中で暮らしています。ある日、この迷路のチーズステーションCで大量のチーズが見つかります。ネズミたちの方が知性がないので、毎朝早起きをしては自分の家からせっせとチーズステーションまで走ってきます。一方小人たちは知性があるため、チーズのそばに引っ越したり、昼頃に起きてきてはチーズを食べに行くようになります。

しかし、みんなで見境なく食べた結果、ある日チーズはなくなってしまうんですね。すると知性のないネズミたちは特に考えもなしにすぐに次のチーズを探し始めました。一方、小人の方はなまじ知性があるが故に、「チーズはどこに消えたんだ?」「こんなことがあっていいわけはない!」などわめいてチーズを探しに行かないのです。そのうちに小人のうちの一人は決心して、やっとこさチーズ探しに出かます。そしてその過程で様々な気づきを得る...というようなお話でした。

この本が最初にアメリカで発売されたは1998年のことだったのですが、その頃僕が勤めていたアップルは倒産寸前だったので、当時読んでいてかなり身につまされました。当時のアップルってちょうど、この文句を言ってる小人たちのようなものだったのです。マッキントッシュという優れたチーズがあったんですが、スッカリ食い尽くしてしまったのです。そしてそこにウィンドウズが現れて、チーズの価値がさらに目減りしました。それなのにアップル社員たちときたら、地団駄踏んで文句を言ってるばかりで何もしようとしなかったのです。ジョブズが戻ってこなかったら、ほぼ確実に倒産していたのでしょう。幸いiMacという新しいチーズを見つけるに至り、倒産を免れました。

オンキョーよ、お前もか!

折しも、オンキヨーが主力のホームAV事業をアメリカ企業に売却というニュースが飛び込んできました。

一体オンキョーには何が起きたのでしょうか? そして、このオンキョーの凋落から学べる教訓があるとしたら、一体それはなんなのでしょうか?

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。

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