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ストレス耐性を上げる6つの方法

僕は痛いのが苦手です。

苦しいのも苦手です。

暑いのも寒いのも苦手です。

早起きも、努力するのも得意ではありません。

人間関係のストレスにはかなり弱い方です。

と言うわけで、僕がかなり根性なしで、ストレス耐性が低い人間なのは間違いありません。

ところがこんな僕でも、先進国で生きている限りにおいては、割とストレス耐性が高い方に属するらしいのです。確かにまだインターネットがない時代に、全く英語が話せないままアメリカに住み始めたり、現地でなんとか大学を出たり、グローバル企業で管理職を務めたりと、それなりにストレスの高い状況を常に生きてくることができました。それから起業も何度かしていますし、明日の収入がどうなるかわからない時期も何度も体験しています。子供が難病になったこともあります。

でも、そんなストレスなど、戦時中を生き抜いた人々と比べるたら、比較の対象にすらならないほど小さなものです。1日1食程度の食事で、頭髪はシラミだらけで、風呂にもロクに入れず、挙句に毎日のように空襲に遭い、家や肉親を失い、それでもなお希望を失わずに生き延びて家庭を築き上げていった人々が日本国内だけでも何百万人もいたのです。僕ならば、最初の3日で確実に心が折れていたでしょう。

ウイルスは待ってくれない

そんなひ弱な現代人である僕らは、現在、未曾有の危機に直面しています。そう、コロナウイルスとの戦いです。世界各地で都市がロックダウンされ、ビジネスが止まり、人々は収入を得る手段を失いつつあります。以前カリフォルニアでお世話になったあるレストラン・オーナーは、お子さんも住宅ローンもあるというのに収入が途絶えてしまい、途方に暮れています。ニューヨークに住む僕の息子も収入が止まってしまい、一時的に里帰りをしています。

日本でもこれから、同じような状況が発生していくはずです。それなのに、僕らときたらあまりにひ弱なのです。わがまま放題で育ってきた世代、それが僕ら現代人です。僕は1966年生まれですが、何一つ不自由なく育ってきました。飢えたこともなければ、命の危険にさらされたことも、夢も希望もない混乱期を生きたこともありません。今の65歳くらい以下の人々は、おそらくほぼ全員が同じような環境で育ってきたのではないでしょうか? つまり、先進国の現役世代はほぼ全員、高いストレスを一度も経験したことがない甘ちゃん世代なのです。

ストレス耐性は絶対に必要です

僕がここ1ヶ月半ほどコロナウイルスに振り回されてしみじみと実感したこと、それは「ストレス耐性が高くないとかなりヤバい」ということです。でも、コロナウイルスは僕らのストレス耐性が上がるのを待ってはくれません。

そこで今日は、どうすればストレス耐性を上げることができるのか、具体的な方法を紹介したいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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シリコンバレー、フィリピン、東京の3ヶ所に拠点を置くBrighture English Adacemy 代表、松井博が、日々あちこちで感じ…

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