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あなたは「自分の役割」が何なのかを知っていますか?

僕が会社勤めをしていた頃に感じた最大のフラストレーションは、自分が一体何の役に立っているのかよくわからないことでした。20年ほどサラリーマン生活を送りましたが、残念ながらそんな時期が何度かありました。自分のやっている仕事が全体の中でどのような意味をなしているのかよくわからないと、モチベーションを維持するのが難しいものです。

ちなみに人間にとって最も堪える刑罰は、意味のないことを延々とさせることだそうです。ロシアの文豪ドストエフスキーは若い時にシベリアに流刑になっているのですが、その時の強制労働で半日かけて穴を掘り、また半日かけて掘ったばかりの穴を埋めていくという作業が毎日繰り返されたそうです。ドストエフスキーはその時の体験を元に「死の家の記録」という作品を書いていますが、壮絶の一言です。ご興味のある方は是非どうぞ。

ここまで極端ではないにせよ、自分の存在意義が今一つわからないままに仕事を延々とこなすのはなかなかシンドいものです。また、「これって実は機械化できるんじゃないの?」なんて感じる業務を毎日やるのもしんどいものです。僕も経験がありますが、何やら魂が腐っていくような感じがしたものです。

では一体どうしてこんなことが起きるのでしょうか? この記事では、なぜこのような目的不在の業務が発生するのか? そして、それを正すにはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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