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2024京都旅行Day1

2024年5月2日~4日に、妻と息子(6歳)と3人で京都旅行に行ってきました。この3人で観光目的の旅行に行くのは2020年12月の鬼怒川(息子2歳9ヵ月)、2023年2月の山梨(息子4歳10ヵ月)以来3回目です。

2020東武ワールドスクウェア
2023富士急ハイランド

2020年は子どもを連れた最初の旅行だったので、近場かつ、「SL大樹」に乗ることが目的でした。2023年はリニア新幹線とトーマスランドが目的。息子はずっと鉄道が大好きで、旅行の目的地選びの基準になっていました。今回も、前々から息子が「京都鉄道博物館」に行きたいと言っていたので、それを軸に旅行の計画を立てることに。旅行と鉄道は相性がいいですね。
※「子どもが行きたい」を理由に僕が普段いけないところに行くのが楽しい、とも言えます。笑

ホテルは、過去イチ奮発して梅小路京都西駅(京都駅から1駅、京都鉄道博物館近く)の「梅小路花伝抄」、広めの部屋を予約。ちなみに新幹線も、息子はまだ席を取らなくても良いギリギリの年齢なのですが、快適さを重視してすべて3人分の指定席にしました。ホテルと新幹線だけで大金が飛んでいきましたが(笑)、行っても年に1回だし、何より今の年齢の息子と行けるのは今だけなので、むしろこういうところでお金を使わないでいつ使うんだという感覚に最近変わってきました。

京都 梅小路 花伝抄(共立リゾート)
N700S

Day1

小山駅に車を置いて、小山駅から東京駅(E5系)、東京駅から京都駅(N700S)で移動。京都駅到着が12時40分すぎとなってしまうため、お昼は東京駅で「肉の万世」のサンドを2パック買って道中で食べていきました。乗り換えにどのくらい手間取るかわからなかったので、行きも帰りも東京駅で30分ほど乗り換えの時間を確保したのですが、思ったよりスムーズで時間を余らせたので、もっと詰めても良かったかもしれません。
※でも、東京駅なら待っている間に新幹線をいろいろ見れるので、30分くらいでちょうど良いのかも。

肉の万世、カツサンドとハンバーグサンド

東京~京都間は2時間強。トンネルも多く景色も(左側だったということもあり?)子どもにとっては変わり映えしなかったようで、少し飽きてしまいましたが、肉の万世の間違い探しがいい暇つぶしになりました。こういうときに、ゲームとかスマホ見せたりとかすると楽なんですが、「せっかくの旅行なのに…」と思ってしまうんですよね。ガイドブックとか地理系の本とかを持ってくるのが一番いいのかもしれません。

僕はと言えば、仕事で乗るのがほぼ東北新幹線なので、東海道新幹線に乗って走るルートや景色を改めてみることができたのは、楽しかったです。息子が生まれる以前にも、北陸新幹線や東海道新幹線に何度か乗っていましたが、そのときは新幹線が”単なる移動手段”でしかなかったので、息子が生まれたことによって大きく開けた世界のひとつです。

京都駅からJR山陰本線で1駅移動し、先にホテルに大きい荷物を預けて初日の観光へ。ホテル、駅のすぐ近くにとても広い「梅小路公園」があり、そこを散策しました。チンチン電車などのアトラクションもあったのですが、平日はやっておらず(初日が平日だったことを忘れていました)、2日目以降も10時以降でないとやっていないため、ここは断念しました。

そのまま公園を抜け、散策路を辿って徒歩(20分以内くらい)で京都駅へ。それにしても京都駅のすぐ近くにこんなにきれいに整備された自然豊かな公園があるとは驚きでした。東京の新宿御苑とか明治神宮とかもそうですが、現代的に整備されたイメージのある都会のド真ん中に、スポット的にこういう場所があるのはギャップがあります。何かの本で、都会こそ”多様”な自然形態が残ると書いてあったのを思い出しました。

梅小路公園

それにしても、京都駅から1駅でアクセスが良く、鉄道博物館もすぐ近く、梅小路公園内にも電車系のスポットも多くあり、京都駅発着の電車も多く見れるので、鉄道好きの息子を連れての宿泊地としては最高の場所でした。

梅小路公園から見たサンダーバード
梅小路公園内にも電車スポットたくさん

京都駅から奈良線で2駅、稲荷駅で下車。全国の稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社に行きました。千本鳥居があることで有名です。

稲荷駅自体も鳥居の赤っぽい
鳥居
隙間なく鳥居、そして人

上の写真のような小さい鳥居から大きい鳥居までたくさんあって、小さい鳥居になるほど隙間なくびっしり並んでいます。柱に建てた年月と氏名・団体名が書いてあり令和もかなりあったので、どんどんいろいろな人が建てるものなんだなと初めて知りました。

標高200m?くらいの稲荷山を登りハイキングするコースもあったのですが、息子や妻がいたので止めておきました。旅行やお出かけに行くと、ひとりだったら絶対行きたい場所、もっと時間をかけたい場所がたくさんあり、もどかしいです。息子が大きくなり、自分の時間とお金に余裕ができたときの楽しみにとっておこうと思います。笑

結構暑かったし、疲れの色も見えてきたので、駅に戻る道中に一休み。僕はアイス抹茶を、息子はかき氷を食べました。ここら辺に立ち並ぶ商店も魅力的なところがたくさんだったのですが、急ぎ脚で進みます。

伏見稲荷参道茶屋

稲荷駅から京都駅に戻ろうとしたら、奈良線が人身事故の影響で運転見合わせ中。どんどんホームに人が溜まっていき、20~30分くらい?待ったところで乗ることができました。この間大騒ぎせず待てた6歳えらい!

京都駅に戻り、京都駅で見れる主に特急列車の写真を撮るためにいくつかホームを歩きます。息子が2歳の頃から、初めてみた電車は息子と一緒に写真に納めて現像し、「息子の電車図鑑」を作っています。息子と一緒に楽しめている趣味ですが、家から近いところはだいぶコンプリートしてしまったので、京都方面はまたとないチャンスだったのでした(笑)あと、京都駅には”0番線”があるんですね。日本一長いホームみたいです。

0番線

17時すぎに駅ビルで豚カツを食べて、夕暮れ時の大階段へ。京都駅はよく見るととても開放的で、縦も横も吹き抜けやガラス張りが多いです。

日本の伝統的美学である「境界があると同時にない」ことを表すガラスのシェルターで覆われるはずである。駅は、人びとが「空」を見いだす場面を持つ。門の形象化は、京都の空の設計でもある。

原廣司氏の設計コンセプト
空が良く見える
空中に入り組む通路とオブジェ?

賛否両論ある駅のようですが、個人的には好きです。

京都駅から一駅乗ってホテルに戻り、チェックイン。本当は金閣寺とかも行きたかったのですが、GWで混雑しているだろうことや、6歳を連れていることも含め、全体的にアクセスの利便さを重視した場所選びをしました。

期待していたホテルの部屋も、ユニバーサルデザインで6歳児でも使いやすく、終始ストレスなく過ごすことができました。大浴場も広く、僕と息子が入りに行った時間にはあまり混んでいなくてゆっくり入れました。湯上りにはアイスキャンディーのサービス、息子が寝た後には「夜泣きそば」のサービス。もちろん宿泊料から考えればあってもまったくおかしくないサービスではありますが、こういうちょっとの遊びが旅を楽しく、記憶に残るものにさせますよね。

23時ごろには就寝…と思っていたのですが、僕特有の”いつもと違う環境だと寝れない”が発動してしまい、なんと3時近くまでの記憶がありました。こんなんなら、ひとりで温泉に行ったり、コナンの映画でもアマプラで見ていれば良かったです(笑)。3時以降も6歳の横で浅い眠りのまま夜は明けていき…


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