四国旅_かき氷と打ち上げ花火

一泊二日で徳島と香川を旅した。
半年に一度、四国へ足繁く通っているが、今回は初めて1日目を徳島で過ごした。

シャトルバスで徳島空港から徳島駅へ移動した後、ホテルでチェックインを済ませた。
部屋でだらだら過ごすのはもったいないと奮起し、ギラギラと日差しが降り注ぐ中、目的地の和田乃屋本店へ到着。店内には鯉が泳ぐ池と滝があり、凛とした雰囲気を醸し出していて、何とも涼しげだ。

ここはやっぱりかき氷だ!と心に決めていたので、すだちのかき氷を迷わず注文。

すだち果汁+ミルクジェラートではミスマッチでは...?となるこの組み合わせ。しかし、ミルクジェラートのまろやかさで、すだちの酸味がうまく調和され、意外とあとを引く!猛暑に打ちひしがれながらもやってきた甲斐があった。

近くの和食レストランで夕食を済ませた後、そのままホテルへ戻る。ルームウェアに身を包み、ベッドで寛ごうとした途端、外から花火の音が耳に入ってきた。音を頼りに窓から花火を確認しようとしたが、残念ながら反対側らしく、部屋からは見えない。ルームウェアから普段着に急いで着替え、ロビーの入り口前へ向かった。

漆黒の夜空で満開に咲く花火を見る度、過去の思い出とまだ見ぬ将来へぼんやりと思いを馳せることがある。そういえばカリフォルニアで住んでいた時も、独立記念日の打ち上げ花火をこんな風に眺めてたなー。もし10年後、20年後に同じ花火を見たら、どんな風に感じるのだろう。
花火は大なり小なりあるけど、老若男女問わず楽しめる夏の風物詩はそれほど多くはない。

さて、今年の夏はあと何回花火を見れるだろうか。