心の家族を探す旅 乙女座編
乙女座のイメージ
乙女座は12星座で6番目の星座で、パーソナルサインの最後なので個人のなかでの自己変容を象徴しているサインでもあります。次の天秤座で他人と向き合う前に、まず自分の内側へと降りていきます。
自分にとって必要なもの不要なものをわけるためには、まず全体を知ることが大事です。全部を知ったうえで、分別、分析を実行します。
この「全体性を把握する」イメージ、家を建てることをイメージするとわかりやすいかもしれません。家を建てる時には、まず土地の広さ(使える面積)を知らないと、細かく設計することができません。
あと、私は季節で考えるとイメージしやすかったです。乙女座の季節は、暑い夏から少しづつ秋に変わっていく季節。暑い日もあるし涼しい日もある。ちょうど季節の変わり目の時。これが柔軟サインの特徴と重なります。
これは乙女座に限りませんが、サインのイメージは四季の様子と重ね合わせると星の動きを感じやすくなると思います。
乙女座のルーラーは水星ですが、水星は錬金術のメリクリウスと関連しています。乙女座は土サインなので、肉体を通じて霊的な力を高める準備をするという感じかもしれません。
ではなぜそうする必要があるのかというと、乙女座の目指すところは、完璧に他者を助けることができる存在だからです。すべてを把握してどんなパスを受けたとしても返すことができる存在。
そのためにまず、「自分」をはっきりさせます。乙女座の180度にあるのは魚座です。魚座が「社会」だとしたら、乙女座は「自分」です。また、乙女座が意識出来ているところだとしたら、魚座は無意識の部分といえます。乙女座はある一点にフォーカスし輪郭をはっきりとさせます。そのとき、フォーカスしなかった部分はぼやけるので乙女座の世界からは消え去ります。(目の前にあってもみえません)
シュタイナーの12感覚:「視覚」
エレメント:柔軟の地(畑・整地のイメージ)
キーワード:「I analyze」(私は分析する)
神話のイメージ:正義と秩序の女神 アストレア
農業の女神 デメテル(ケレス)と娘ペルセポネ(コレ)
ヘスティア(ヴェスタ)
イシスと息子ホルス
身体: 大腸・小腸・消化器官
カラー:ライムグリーン
乙女座に関連する神話は、ほかのサインと比べるととても多いです。なかでもよく知られているのは、デメテルとペルセポネの母娘のお話かと思います。
実りの女神デメテルの愛娘ペルセポネが冥界のハデスにさらわれてしまい、その結果、デメテルは悲しみで洞窟に閉じこもり仕事ができなくなり、結果、地上は荒れてしまった。その様子をみてゼウスはハデスにペルセポネを返すように言いペルセポネを地上の母のもとに戻した、しかし、ペルセポネをは冥界の食べ物を食べてしまっていたので、冥界と地上の両方で暮らすことになってしまった。ペルセポネが冥界で過ごす期間、デメテルは悲しみの底にあり地上に光がなくなるため、この時期は冬となった。
神話はざっくりとこんな話なのですが、この話に出てくる登場人物のハデスは蠍座の支配星である冥王星です。乙女座と蠍座のマーク、とっても似ています。
乙女座の記号の先端は内へ向いています。一方、蠍座の先端は外側を向いています。
私のイメージですが、例えば乙女座の記号の先端部分をペルセポネだと考えてみます。
乙女座の時には母と一緒にいて、蠍座の時には母と離れている感じにも見えました。ペルセポネとハデスは夫婦です。乙女座で母(デメテル)と別れて自立し、人生のパートナー(ハデス)と歩む道を進むのではないかなとも思いました。
シュタイナーの12感覚でいうと乙女座は「視覚」です。これは見えるということですが、180度の魚座とセットでもあるので、第三の目「松果体」で見えることを意識するとも考えることができます。
人は見えるということを目で見ていると考えがちですが、そこには「思考」が前提となっています。
目に映ったとしても、意識しないものは反映されません。意識したところで、フォーカスされ輪郭がはっきりとします。
自分をカメラと考えるならば、見たいものにレンズを向けフォーカスするのであって、どこをむいているかわからないカメラは存在しません。カメラのレンズを覗く行為が乙女座っぽいなと私は思います。ある一部を切り取り、そこの被写体のピントを合わせていく感じ。
ピントを合わせたところ以外はぼやけます。しかしそのぼやけたところはないわけでなく見えてないだけです。この見えてない部分が魚座で、ピントが合っているところが乙女座です。
どんな感じかというと、目を開いているけど、焦点をあわせないで、全体をぼんやりみる感じ。
例えば、視力が悪い人が裸眼でみている世界。メガネやコンタクトで視力をリカバリーすることで、鮮明にみえますが、視力がわるかったらぼんやりとしかみえないので、視覚以外を発達させて識別するので、感覚が発達するのだと思います。
夢コラージュ
1の夢記録
古い学校の校舎(木造校舎)
生徒なのに先生(お医者さん?カウンセラー?)の男の子のクラスメイトがいる。
彼と私は比較的仲良しだが、彼はクラスでは孤立気味。
彼は登校する時、メッセンジャーバッグのようなカバンをさげている。(上が透明で地図とかいれられる。)
同じクラスの女の子が、「彼に診てもらいたけと、誰でもはみてくれないらしい」と話してくる。
私が彼と仲がよいからだろうか?
職員室の前が診療室になっていて、 診察してくれる先生は日替わり。
ちょうど彼が登校してきて、職員室で出席の札を裏返してる。
腰には特別な名札を付けている。名札が一般の生徒とは違う。
私は、いつもは違う先生に診てもらっている。
彼と職員室の前で会うと彼は「いつでもみてあげるよ」と言ってくれる。
今日調子がよくなかったので、みてもらおうか迷う。
場面転換
天ぷら屋さんのカウンターにいる。
私は若い男の子と割り箸を箸袋に入れながら雑談してる。バイト?しているのか?
オレンジとピンクのアフロで、オレンジのカーディガンでピンクのミニスカートの女の人が指をさして入ってくる。「あんたここにいたのね!」と言われる。
2の夢記録
海辺のホテル?のコテージ の1部屋。シングルベッドだけ置いてある部屋。とても狭い。
※コラージュ作るときに調べていたら、カッパドキアの洞窟ホテル?っぽい感じでした。
制限時間内に隠してそれをみつけるゲーム。(何を隠してもOK。のルールらしい)
私は、炊きたての白米をラップに包んでベッドのなかに隠す。
炊きたてなので熱い。
みつける人は料理の鉄人?みたいな人
窓から、おおきなプールがみえて、そこでみんな遊んでる。
用事があって、駅へ向かう。
ターミナル駅 で向かいのホームに電車がきていて、階段を走って電車にのる。
続き(次の日に見た夢)
海辺の近くのホテルに息子と泊っている。
大きな四角い紙 (正方形)を折りたたんでもってる。
宇宙語を話せることを秘密にしている。
そのことがバレると教えてといわれて大変だし、ゆっくり(リラックス)できないし、そもそも目立ちたくない。
3の夢記録
作業場で幼なじみと一緒に、新人ADしてる。
名前を伏せてえらぶ企画。のプロジェクトスタッフ。
空に文字が書いてあってお話になっていて、それを見て読んでいる。
空に交差する鳥の羽 (カラスの羽根?)があって、近くでカラス?が鳴いてるのをみる。
作業場の中に 何人か人がいて、私は机で作業?している。
料理してる人もいる。
私がすわっていたら、「疲れているね。」と言って、男性の友人が後ろからハグしてくれる。エネルギーが伝わり、とても癒される。
友人は、全身黒い服。下は半分シースルーのデニム? ←カラスの化身?
ハグしてくれた友人はそのあと、とても眠いといって、そのまま、寝てしまう。
場面転換
自転車なのに、駅前のロータリー?が見える大きな広い道路を走ってる。
ここでは自転車のまわりに透明なガードがある。
自転車で道に迷う。
昔の人の記念館的な建物の前で、地元の人?に「ここは、どこですか? 北九州ですか?」と聞く。
すると、「違います。ここは、糸島です。」と言われる。
糸島から自転車でかえると遠いぁと思う。
4の夢
折り詰め弁当つくる工場のバイト?をしている。
美味しそうなので、自分でも予約して食べてみている。
天文台で天体ショーをみてる。白衣着てる。研究所?隣に博士みたいな人。
意識と無意識の往復
夢コラージュからの考察
①の夢
コラージュをみると、私はめまいを起こしていて、新しいカウンセリングを受けようとしています。これは、ついに自分の心の扉を開けて、進もうとしていますが、不安も多いのだと思います。
そこで、素敵なアニムスが地図をもって案内してあげるから安心してね。と言ってくれているようにも感じます。
天ぷらは、素材に衣をつけ油で揚げる料理です。
素材(自分)に衣(カウンセリングとかセラピーで守る)をつけ、油(無意識)へ飛び込むとも考えられるかも。と思いました。割りばしを2人で箸袋に入れているし、保護しているイメージがありました。
②の夢
熱いご飯を布団に隠すという謎のゲーム。ここでのテーマは「情動」かなと思いました。私は自分のも人のも情動に向かい合うことが苦手でした。どうしていいのかわからなくなります。
熱いご飯は心のエネルギーだけど、受け取れず隠してしまう。そして海(無意識)に隣接しているプールを眺めています。(目をそらしたいのかも)
夢解きをはじめて、自分の内にある閉じられていた「情動」が動き始めていると感じているのですが、それに向き合う勇気がまだ持てず、ごめんよ~まだ無理よ~~とダッシュで逃げているようにも感じました(笑)
③の夢
ここでは夢が安心させようとしてくているように感じます。カラスは神話にも登場し、神様の使いともいわれる尊い鳥です。私は無意識の世界と意識の世界の橋渡し的存在だと考えています。ギリシャ神話だとアポロンの使者として登場します。黄金の羽根を持ち人間の言葉も話せたそうです。
この夢のなかでは黒い服の男性が登場します。この男性がカラス的存在で、私の心を守ってくれているのかもしれないなと思いました。
④の夢
またしても食べ物。私の夢の特徴は、とにかく「食べ物」が多いことです。
夢解きで食べ物は心のエネルギーなのですが、ここにしてやっと向きあってもいいかなと思い始めたようです。お弁当をつくる工場のアルバイトをしているうちに、おいしそうかも!と思えたんですね。だけど、がっつりはまだ無理なんで、まずは距離をとって遠目に眺めてみます。という感じです。
天文台の望遠鏡で観察する星は肉眼では見えない小ささだったり、遠かったりするものです。
乙女座のイメージとのつながり
今回の夢コラージュと乙女座のつながりを考えてみると、まず1つは「腸」のイメージがありました。
①の夢のめまいの渦や長い暗い廊下、②の夢の宇宙語の渦まき、電車(連結している)、③の夢の透明カバーをつけた自転車、④の夢の望遠鏡で覗くこと。
肉体の中の管や腸の中から世界を見ているイメージで、全体性を知るための旅に感じられました。夢では擬人化していますが、それぞれが体の器官だと考えることもできるかもと。
乙女座は地のエレメントなので、感情的なものというより機能やコスパ的に受け取りたいのです。しかし、腸は脳に影響を受け、身体と心がつながっています。心の状態を無視したまま肉体を酷使すると、強制終了をむかえがちです。
サビはんカードでの連想
夢解きセッションでずっと同伴してくださっている吉田結妃さんの「サビはんカード」からも連想してみました。
星座や度数は考えずに、絵のイメージのみでの連想です。
まとめ
実は私は太陽星座が乙女座です。なのですが、自分のなかで乙女座にしっくりきません。それは乙女座に太陽しかない上にアスペクトと言えるものが海王星のスクエアしかない…。ということで自覚しにくいだなと思いました。しかし、夢解きをしてくださっている結妃さんの話だと、私は乙女座っぽいとのこと。
そして、よく思い返してみたら、ああ~乙女座っぽいところあるなと自覚しました。これはまさに無意識のことに向かいあったからこそわかったことなのです。
乙女座に大切なことは「影」(無意識)との付き合いかたです。フォーカスを合わせていないところは抑圧している影ともいえるので、放置しておくと大変です。心が病んでしまう可能性あります。そうならないために定期的に影出しをするとよいです。例えば、夢解きもそうなのですが、タロットカードや曼荼羅などもいいです。直接的に誰かの役に立つことではないので、乙女座的には不安がありますが、自分が安定してこそ、基盤を築き、誰かの
役に立てるのだと思います。
次のおしらせ
次はいよいよフェーズが変わります。自己変容を遂げた「私」は他人と出会います。鏡のサインともいわれている天秤座の旅へ向かいます。
次回は10/1に公開予定です。どうぞお楽しみに♡
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