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【英論文をじっくり】結果1

タイトル
「便秘のある子どもとない子どもの直腸径と直腸壁厚の決定における超音波検査:症例対照研究」


対象者:便秘30名 非便秘46名
年齢:4〜5歳
直腸壁径:
1回排便/週 42.12mm
2回排便/週 31mm
3回排便/週 28.98mm
4回排便/週 24.71mm

便秘者の方が直腸径が拡大傾向

結果

症例群と対照群の人口統計学的特性は以下の通りである。
は、表1に示すとおりである。表1に見られるように、両群間に男女差はなかった。
両群の間に男女比、平均年齢に差はなかった。
男女比と平均年齢には差がなかった。便秘の子どもは、便秘でない子どもに比べ、体重が少なかった
便秘の子どもは、便秘のない子どもに比べ、体重が少なかった(表1)。腹痛
腹痛、肛門そう痒症、食欲不振、排尿障害について、症例群と対照群で比較した(表1)。

表2には、症例群と対照群の比較が示されている。
肛門そう痒症、腹痛、食欲不振、排尿障害は、便秘の子どもでより頻度が高いことが示された。
便秘のある子どもは、便秘のない子どもに比べ、肛門の掻痒感、腹痛、食欲不振、排尿障害の頻度が高かった。
肛門掻痒症、腹痛、食欲不振、排尿障害が便秘のない子供より多いことがわかる。表3にあるように、一般に、1週間の排便回数が最も少ないのは
直腸径が大きいほど、週あたりの排便回数が少ない。直腸径は
直腸径は、排便回数が多い子どもほど小さかった。
直腸径は排便回数が多いほど小さくなる。直腸径は、排便回数が多い子どもほど小さくなっていた。
直腸径は排便頻度が高いほど小さく、低いほど小さかった。
直腸径は排便頻度の高い子どもほど小さかった(TABLE 3)。
表4に示すように、直腸径は、便秘のある男児では
便秘の男児は便秘のない男児より大きく、便秘の女児は女児より大きかった。
便秘のある女子は便秘のない女子より直腸径が大きかった。直腸径は
直腸径は、便秘のある児童の方が便秘のない児童より大きかった。
直腸径は便秘のある児童のほうが便秘のない児童よりも大きかった(31.72±9.63 mm vs. 19.85±4.37 mm)。
直腸壁は便秘のない子どもより便秘のある子どもで薄かった。
便秘のある子どもでは、便秘のない子どもよりも直腸壁が薄かった(1.75±0.33mm vs. 1.90±0.22mm; P=0.032; TABLE 5)。

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