【古のジャニヲタ】担当と出会う前の時間を埋めたいときに

いまでこそ大分減ってしまったが、昔は個人経営の古本屋がそこら辺にあった。そしてジャニヲタにとって古本屋はありがたい存在だったのである。

私がジャニヲタになった頃、担当はジャニーズ事務所に所属してすでに三、四年経過していた。ヲタはすっかりヲタになった後、だいたい出会う前の時間を埋め出すのである。私はその三、四年の情報を集め出した。

当時コンサート会場でグッズ譲ってくれたりはあったけど、とりあえず個人間のやりとりだけ。フリマサイトなんかなかった。そもそも担降りした人間は面倒くさいことするわけないので、グッズは捨てるか身の回りのヲタにあげるかのほぼ二択だったように思う。

そんな中で古本屋は救世主である。私は古本屋でジュニア黄金期のVHSや雑誌を買った。ヲタが所持していたものは状態がいいのだ。値段も別に安いわけじゃなかったけど手に入るだけでありがたかった。

ちなみになんで個人経営の古本屋がいいのかというと若い女があまりいかないからだ。掘り出し物を見つけることができた。

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