遅ればせながら、群馬県草津町の皆様へお詫び申し上げます。
今回の話は私のXやInstagramのアカウントを最近フォローしてくださった皆さまにはなじみが薄い話になるかと思いますが、大事な話なのでアップいたします。
3年前(2020年秋)に群馬県の草津温泉が舞台になってしまった『炎上事件』に私が乗ったのですが、その事件がそもそも嘘・でっちあげの話から始まっていたことを今月(2023年12月)まで理解していませんでした。
私がこの事件の話題に乗った時期は短かったのですが、実害が出ていたという話も伺っていますので、インターネット上ではありますがここでお詫びをさせていただきたいと思い、記事を書くことにしました。
群馬県草津町の皆様に深刻な被害を与えた事件に加担してしまったことを深くお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
今すぐに、というのも物理的・経済的に難しいところがありますが、必ず何かしらの形で草津町の皆様のお役に立てることを実行します。
今回の事件についてのこの記事が、ご縁があって私のSNSのアカウントをご覧になっている方や実際にお目にかかった皆様の楽しいインターネット生活のお役に立てれば幸いです。
1:私が乗っかった草津町の『性被害告発』事件について
2019年に当時群馬県草津町の町議だった新井祥子氏が『黒岩信忠氏(草津町長)から性的暴行を受けた』とする『告発』がありました。
のちにこの『告発』自体が嘘だったことが判明しました。
参考リンク1(朝日新聞 2020/10/20)
参考リンク2(ハフポスト 初出2020/12/08)
※時系列のまとめです。
参考リンク3(読売新聞 2022/11/01)
※新井氏の『性的暴行被害』の話が嘘だったと判明しました。
参考リンク4(『ゆーすけ』さんの2022年11月のポスト)
2022年秋の新井氏の在宅起訴(この時新井氏は失職していた)時点で自分は薄々変だと感じていて、ここで何かしらアクションを起こせばよかったのですが、刑事裁判の推移を見守ってから判断しようとそのまま放置していました。
また、新井氏について取材し『草津温泉 漆黒の闇5』という電子書籍を執筆していた飯塚玲児氏(フリーライター)に民事・刑事裁判の判決が出ることになりました。
参考リンク4(上毛新聞 2023/11/02)
参考リンク5(上毛新聞 2023/05/30)
参考リンク6(弁護士ドットコムニュース)
しかしながら、新井氏のでっちあげに乗って草津町への抗議活動に関わった団体(一般社団法人Spring)が東京弁護士会から表彰されたという話題に対して他のユーザーの方々が『これはおかしい』『間違っているのでは』という批判を見ていくうちに、『自分のやったことも間違っていたのではないか』と思うようになり、自分の中にあった違和感が確信に変わりました。
参考リンク7(弁護士ドットコムニュースのポスト)
参考リンク8(『馬の眼』さんのポスト)
遅きに失したといえばそれまでですが、自分の非をはっきりさせるべきだと思いました。
・自分のポストが共有された件数は少なかったとはいえ、自分が黒岩町長のみならず『セカンドレイプ』などという言葉を軽々しく扱い、草津町の皆様の名誉を損ねる行為に加担した事実
・事件の内容や新井氏の言動を疑うことをせずに他のユーザー(特に世論形成に影響力があるユーザー)の尻馬に乗ったこと
は否定できません。
今回の事件を煽った責任の一端は自分にもあります。
たとえ新井氏(とその支持者)に騙されたという構図だったとしても、他の方々、特に実際に被害を受けた方々にはそれが通じるはずはありません。
自分の過去のポストも合わせて紹介しておきます。
※X社がサービスを終了する場合や、自分がXのアカウント自体を削除する場合を除き、該当する投稿は削除しません。
黒岩町長のみならず、名湯・草津温泉を擁する草津町の皆様に有形無形のダメージを与える行為の片棒を担いだことは、たとえ虚偽の告発を行った新井氏に非があるとしても軽く見るべきではありませんでした。
今回の件については、2022年に刑事訴訟に発展したことを受けて、訴訟の推移を見守ったうえで判断することにしたのですが、今思えばそれも不適切だったと言われても仕方ありません。
参考リンク9(『兎月おりちゃん』さんの記事)
参考リンク10(『喜多野土竜』さんの記事)
2023/12/09時点で、X経由で今回の虚偽事件を初期に広く拡散させた一部のXユーザーのアカウントについて、当面の間ブロックしています。
今回の事件に類似した虚偽の発言・投稿が拡散してきた場合、私のアカウントからは拡散させないよう努めます。
また、新井氏が今回の事件に利用したインターネット署名サイト『change. org』については、当面の間利用を停止しています。
2:参考 ネット炎上について
今回の事件ですが、私のSNSを最近フォローくださった方々にはなじみがない事件だと思いますが、時々話題になる『ネット炎上』の問題にもつながってきますので、皆様のお役に立てればと思い、いくつかの記事を紹介いたします。
一部抜粋していますが、お時間があるときにご一読いただきたい内容です。
3:最後に
『ネット炎上について』で紹介された記事にあるような『義憤』(今回は『性的暴行は絶対にダメだ』『被害者の訴えをねじ伏せることをしてはいけない』という感情)から草津町への攻撃に関わった事実を、私は忘れません。
ふと、2011年夏に東海テレビが『ぴーかんテレビ(不祥事直後、改編時期を待たずに番組そのものが打ち切られた)』内で起こした不祥事のことを思い出しました。
『ブランド』の価値を貶めることになる問題として類似点があり、その後の東海テレビの対応が参考になるのではないかと思いましたので紹介しておきます。
今回、新井氏が一番重要な『性被害』の点で嘘をつき多くの人を欺いたことを許しません。
そして、新井氏が政治の世界に戻ることは絶対に許すことはしません。
また、新井氏の尻馬に乗った/新井氏を利用して影響力の拡大を図ったいわゆる『ツイフェミ』(とくくられるXユーザー=ツイッターで主に活動してきたフェミニスト)のことも許しません。
彼らが、日本のジェンダー問題への取り組みを10年単位で後退させたと私は思います。
彼らの所業を決して許さないという決意をはっきりさせるとともに、草津町のみなさんに微力ながら協力させていただくことを改めて誓います。
正直、こんなことはもう勘弁して欲しいです。
インターネット上の社会運動には今後はあまり関わりたくないと思いました。
正直なところ、リアルでいろいろな人と交流する方が何百倍も面白いです。
今後は、遠方から、かつ微力ではありますが、草津温泉への旅行やSNSでの告知への協力など、可能な限り草津温泉・草津町の名誉回復・振興に努めてまいります。
考えすぎなくてもいいのでしょうが、ご縁があって私のSNSのアカウントをフォローしていただいた方々に偽情報を流すようなことはしたくないです。
ネット炎上の問題は、例えば
・気分転換のためにインターネットから離れる
・外出する
などで防げるはずなので、今回の事件を他山の石としていただければ幸いです。
それでも、『駄目なものは駄目』と思想信条関係なく信念を持つことがとても大事だと思います。
4:追記
2024年4月30日付の産経新聞電子版で黒岩町長のインタビューが紹介されましたので追記いたします。
是非ご覧ください。
(産経ニュースのXアカウントより)
(元リンク:産経新聞公式サイトより)
(産経新聞社のオピニオン誌『月刊正論』への寄稿:2023年2月号分、2023年4月電子版より)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?