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【豊かさ8(エイト)|2023】

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思考ツール「マンダラチャート」を使って自分だけの「豊かさ」を探求していく考察記事を載せています。なにを豊かと思うかで、人生の選択が変わっていき、生きていく上での表現になると思いま… もっと読む
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2023年の「豊かさ」に必要な8つのこと|なにを豊かと思うかで人生の選択が変わる

2023年のはじまりの月に、今年一年の、そしてこれからの軸として、深めておきたいのが「豊かさ」についてです。今回からこのテーマについての記事を書いていきます! 目次思考ツール「マンダラチャート」よく知られている「マンダラチャート」というフレームワークが気に入っていて、数年前から思考する際につかっています。 マンダラチャートは、中央にテーマ、周囲にそのテーマを構成する8つの要素、その周囲にそれぞれの要素を構成する8つの材料があります。 今回深掘りしたいテーマ「豊かさ」を真

季椀日記|輪島塗り

昨年秋、はじめて輪島塗りの椀をお迎えした。 塗師・赤木明登さんの作品【季椀(ときわん)】だった。 大切な友人が弟子入りしていて、『杜季(とき:わたしの息子)の名前のお椀があるよ』と教えてもらって、すぐに3つ購入した。 (既に"季椀"としては販売していなくて、ちょうど最後の季椀を譲り受けたのだそう。) はじめて手にしたその椀は、あまりにも日常的なものに感じて、すぐに馴染んで何かを見逃しそうだと思った。馴染む様子を見逃したくなくて、思ったことを日記にすることにした。 季椀

「炎上」とは言い得て妙で|#49

世の中の情報を鵜呑みにしないとか、一次情報を必ず確認することは当たり前とされているのかもしれないけれど、そのもっともっと前段階の「これはこうでしょう」とか、社会通念上ぜーったいのぜったい、みたいなことを、疑ってみるという話です。 例えば「炎上」というのは、意外なほど価値あるものなのでは??と思っています。炎上商法についてではなく別の視点から。 ある人の発言に対して、一定数の方が野次を飛ばしたり、全否定したり、本気で怒ったりと一見ネガティヴな印象の炎上騒ぎですが、 このよ

ぐびぐび飲んでも、溢れるコップ|#48

”まず自分のコップを満たす、溢れた部分で他者へ施す” この考えに、はじめて触れたのは約3年前。 服部みれいさんという文筆家・マーマーマガジン編集長の発信がきっかけでした。 自分の心のなかにコップがあるとして、今どれくらいの水が入っているか?? まずはそのコップの水を満たす。 自分のコップはどうしたら満たすことができるか考える。 休みたいなら休む、やりたいことをやる、美味しいものを食べる、、など。 しっかり満たされたと感じてから他者と関わる、他者へ施す。 これを

3年に一回、夫婦喧嘩のようなもの|#47

本心を語ること。 様々ないざこざは、これが出来ていないことで起こるのだと思う。 なぜ本心を語れないのか。 それはなにかを恐れて、不安に思ったり、罪悪感を感じているからだと思う。それを隠そうとした結果、心は攻撃的になり、トゲトゲした感情に飲み込まれ、本当に怒っている気持ちになる。 わたしたち夫婦は、喧嘩というのはほとんどしない。 夫は同じ中学の同じクラスの同級生で、20年以上の付き合いがある。 中学時代といえば、社会での常識とか、建前などを履修する前。 「自分は、こ

80億分の1人だけの違和感|#46

「違和感を持つ」というのは80億分の1人だけの感性だと思う。 「自分を知りたい」「自分の個性ってなんだろう」という人は、 その誰もが持っている違和感こそが、糸口になると思う。 違和感は、「今日は胃がすこし痛むなぁ」など身体で感じる以外に、 他人の発信や、自分の言ったことにも感じることがある。 他人の発信に対しての違和感で注意なのは、相手ではなく自分にフォーカスすること。 かつてのわたしは、せっかく気づいた違和感を無視して、誰かの意見や大きなものに流され、自分に対して「

今この瞬間に、五感を拓く。|わたしの豊かさ#45

過去でも未来でもなく、今この瞬間に意識を集中したいというときに、 自分がなにを感じているか立ち止まることが必要だと感じます。 例えば、PCモニターの前でnoteを書いている今にフォーカスすると ・外の空気がしっとりと湿っている ・キーボードを叩く軽やかな音が聴こえる ・「F」と「J」のポチッとした突起がなんかいい ・部屋で焚いているジャスミンの香りが鼻腔から全身に高揚感を与えている ・お腹は少し空いててちょうどいい ・足の裏が凝っているかんじがする ・あ、鳴いてる鳥の種類

女優の杏さんが夢に登場して…|わたしの豊かさ#44

わたしたちが生きている世界には、目に見えない世界なんて存在しない、とは言い切れないようなことが多くあると思います。 顕微鏡を使用しないと見れないような微細な世界、細菌の世界、森の落ち葉の下の世界、電磁波や量子力学といった波動やエネルギーの世界、SNSやAIデジタルツールが生み出す通信ネットワークの情報世界。 または科学的根拠がないとされる夢の世界や精神世界。 科学的根拠のないことは信じない、というなら、科学的根拠の根拠がどこにあるかと言ったら、目に見えない世界なんだと思

YumiCoreBodyはホントにすごい|わたしの豊かさ#43

東京に住んでいた2020年からYumiCoreBody (ユミコアボディ)という… なんていうんでしょうか、一言でいえないんですが 筋膜リリースとインナーマッスルと膣トレとストレッチと呼吸法と姿勢作りが全部合わさったみたいなトレーニングを受けています。 初めは六本木や新宿のスタジオに月に2回通い、熊本へ来てからはzoomのオンラインレッスン、今は収録された動画視聴のみのオンライン生です。 きっかけは、産後の尾てい骨の痛み。息子が4000g超えのビッグベビーだったからか、産

果物ばかり食べる息子|わたしの豊かさ#42

食べたい時に4歳の息子が通う保育園では、お昼の時間をだいたい11時〜13時と決めて、食べたい子が食べたい時に食べるというスタイルです。 全員が同じ時間に一斉にいただきます、ではなくて、「ごはんだよー」と声掛けをするけど、遊びに集中している子は後で食べるという選択が可能で、食堂に行くと自分の食べる量を自分で決めて、自分で盛り付けるそうです。 幼い頃から決められた時間に食べることが当たり前だった大人にとっては、すこし受け入れがたい感覚もあるかもしれません。 「遊び」と「自分

瞑想を3年間つづけて|わたしの豊かさ#41

2020年7月から、瞑想をほぼ毎日続けています。 朝、仕事前などの一人の時間に、ソファの上で20分ほど瞑想をします。 瞑想の効果などは今やいろんなところで見聞きするので、瞑想をしていることも特に珍しいことではないと思いますが、わたしの周りではまだあまり多くないようです。 瞑想のやり方にもいろんな種類があって、ひたすら何も考えないことを目指すようなものだったり、思い切り内観し続けるというのもあるようです。 それからYoutubeなどで誘導瞑想というのも見たことがあります。

身を任せる、エネルギーの川|わたしの豊かさ#40

川の流れは時に荒く、時に静かである。 その川には、私たちが持つ様々なエネルギーが流れている。 ここは、あらゆる感情と体験が折り重なる、エネルギーの川。 過去・現在・未来のすべて。 物質・非物質。有形・無形。 すべての生き死にが、ここに在る。 愛、喜び、感謝。 不安や恐れ、妬みや怒り、悲しみ苦しみもまた。 人の感情やエネルギーは常に流れている。 必ずしも喜びばかりである必要はない。 なにをすくい上げ、なにを吟味するかも私たちに委ねられている。 ただ流されているのか?方

遊ぶために生まれてきた|わたしの豊かさ#39

37歳にもなって「遊びたい」という気持ちが強くなっている。 優等生だったと思うし、社会人としてなんらかの成果を仕事として打ち出すことが最重要で、真面目は基本装備だし、遊んでばかりいたらバチが当たるという思い込みすら抱いていた。 しかし今、何をしに生まれてきたのかと問われたら 「遊びにきました」と答えたい。 ワーカホリックの回し車から強制的に降ろされて、初めてゆっくり呼吸をしたのが産休育休のとき。社会と一旦切り離されたことで仕事というのは暮らしの中の一部でしかないんだ、と気

首の後ろに熱を感じるとき|わたしの豊かさ#38

今だ、これだ、この人だ、と集中するときに熱を感じます。 具体的に身体のどの辺で感じるかというと、首の後ろのあたりで、そこに熱感がある時には、何かいいものを生み出すことに繋がる合図だと思っています。 これを読んでいただいている方も、感じたことがありますか? こういうときは、この熱を持ったまま行動するのがいいので、他のことに集中できなくなります。 火が燃えて熱を生み出すには『燃料』と『酸素』が必要ですが、熱を感じる瞬間というのは酸素との反応です。 『燃料』とは、これまで培っ