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南米生活で再燃したマンガ・アニメ愛 | 南米で人気の日本アニメとは?

こんばんは、松子です。突然ですが、皆さん、本はお好きですか?どんな本を読まれますか?(外資系OLの同僚には、いるんですよ、「ファッション雑誌みたり、ビジネス書やエッセイが多いかな〜え、英語の本か日本語の本かって?どっちでも変わらないから言語は気にしたことなかった〜」みたいな人が…。生き物としての…格が違う…)

私も読書は大好きで、ビジネス書から詩集までなんでも読みます。そしてもちろん、日本が世界に誇る(?!)カルチャー✨、マンガ・アニメも大好きです。

高校生まではマンガが好きでよく読んでいたのですが(ちなみにアニメはほとんど見ていませんでした。なぜなら、田舎すぎて、アニメ番組が多いテレビ東京が映らなかったから!)、大学生になってからはあまり読むこともなくなり、最初に社会人になってからはさらに読まなくなりました。もちろん、その頃はアニメもほとんど見ていませんでした。(その分、友人達とひたすら酒を飲んでました。)

それがどこでマンガ・アニメ熱が再燃したかというと、意外かもしれませんが、南米にいた時です。住んでいたコロンビアで、私が日本人とわかるや否や「日本語教えて!」と言ってくれた人が少なからずいましたが、そういう人たちのほぼ9割が日本アニメファン。私が知らないアニメもたくさん知っていました。日本語の基礎から教えていた友人達が、突然「天照」とか「カグツチ」とかの日本神話ワードを流暢に話すんですよ。びっくりしました。全部NARUTOの必殺技でした。笑 

ということで、これはさすがにNARUTOくらい読んでおかないと友人達の話についていけないかもしれん、と思って、NARUTOを読み始めたのが私の運の尽き(あるいは始まり)でしたね…めっちゃおもしろんだもんNARUTO…泣いた…

「進撃の巨人」も、その時のコロンビア人友人からオススメされて見始めました。私の友人の1人は、「進撃の巨人」を見て練習した生まれて初めての漢字が「豚」でした…なんでやねん…(当時の「進撃の巨人」のオープニングに出てくる漢字だった)。その「進撃の巨人」が最近連載完結したとのことで、感慨深いですね…

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今はどうかわかりませんが、その頃(約4年前)、南米の友人達の間で流行っていたOR有名だったアニメは以下の通り。

NARUTO

これホント〜にみんな好きでしたね。日本神話ワードを技名にすることで、突然日本語の基礎もわからないコロンビア人友人達が「天照」などと言い始めて私をビビらせました。私も全部読みました(マンガで。私はアニメを見るよりマンガ読む方がスピード早いので、なるべく早くコロンビア人友人達に追いつくように)。ナルトの幼少期からの成長にうっかり泣きました。名作だよマジで。

聖闘士星矢

これは特におじさん達世代にファンが多い印象でしたが、若い人たちも少なからず知っていました。なんでよ。私見たことないよ…。語られてめちゃめちゃ困った覚えがあります。スペイン語ではLos Caballeros del Zodiaco、正直最初なんのアニメのことを言っているのかすらわからなかったです。

キャプテン翼

語られてめちゃめちゃ困った覚えがあるアニメ、ナンバー2。しかもスペイン語だとタイトルも主人公達の名前も違うんですよね。スペイン語圏では¨Super Campeones“ スーパーチャンピオンズ、ですね。主人公は、日本語では翼くんなのですが、スペイン語圏では確かOliverとかそんな名前でした…最初言われてもなんのアニメかすらわからなかったよ、ナンバー2。

ドラゴンボール

これが不動の人気なのは日本と変わらず。印象的だったのは、スペイン語吹き替えは悟空が男性の結構ずぶとい声なんですね。で、コロンビア人友人に言われたのは、「日本語オリジナル音声も見たことあるけど、成人男性があんなに高い声なのは違和感あるよ…」と。ははあ〜日本では悟空といえばあの声だけど、違和感あるんだなあという文化の違い(?)が面白かったです。刷り込みの違い、かもしれない…

グリム名作劇場

コロンビアに住んでいる時、部屋でテレビをつけっぱなしにしていると、突然日本語の歌が聞こえてくる。は!?と思ってテレビを見てみると、「グリム名作劇場」のオープニングだった…ということがたまにありました。コロンビアでなぜか、吹き替え版のグリム名作劇場が放送されてたんですね。本編は吹き替えられてるんですけど、オープニングはそのままなので、日本語だったというわけなんです。これにはびっくりしました。あとコロンビア人友人みんな知っているのにもびっくりしました。すっごく小さい時に見たかもしれないけど、覚えてなかったですね…


日本にいたときに大人気だったONE PIECEよりもNARUTOの方が圧倒的な人気だったのには意外でした。ニンジャ!みたいな異国のテーマに憧れか何かあるんだろうか?海賊ならカリブにもいるしね…?

私の帰国後も仲良くしている友人によれば、「鬼滅」はコロンビアも大変な人気とのこと。今はこれが人気だよ!というのがあれば、ぜひコメント欄で教えてもらえたら幸いです❤️


ちなみに、今回は深くは触れないのですが、コロンビアでこれだけ流行しているアニメ達、著作権などはどうなっているんだろうというのがずっと気になっていることだったりします。新作のアニメが公開されると、すぐさまスペイン語字幕がついてどこかのサイトで公開されているみたいなんですよね(詳しくは知らないのですが)。作者の方も出版元も、これだけの面白いものをこれだけの労力を割いて創り出していただいているわけで、そしてそれはもちろん慈善活動なんかではないわけです。ちゃんと作者や製作者の方々に利益を還元して、日本のアニメ・マンガが持続的な発展を遂げていければと思っているので、心配ではあります。

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(コロンビアのブックフェアでも大盛り上がりだったマンガブース。このあたりも、出版元の許可などはどうなってるんだろう…)


さて、いかがでしたでしょうか。本当は「松子のオススメマンガ」を紹介する回にしようと思ってたんですけど、なぜ私がマンガにハマっているのかという歴史を紹介していたら、それだけで1回分になってしまいました。次回こそはオススメのマンガ紹介したいと思います(気が変わらなければ…😆)!!皆様のオススメも教えてください!コロナのステイホームも、日本が誇るアニメ・マンガでENJOYして乗り切りましょう!皆様お元気で❗️

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