まつぼっくり。

シートフェルトでちいさいものを作っています。 著書 フェルトで作るちいさなお店屋さん …

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シートフェルトでちいさいものを作っています。 著書 フェルトで作るちいさなお店屋さん 日本ヴォーグ社

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うちのちいさいくま。改変。

こんにちは さてどうしよう。 ここで書くことをはじめることにしたのですがいつもなんでも急な思いつきでなんの準備もできていないのです。 ただ そうですね。 レシピや細かい作り方を書くことができたらなあと思っています。できるかな。いや、やるか。 今 いちばん気になっていることが『うちのちいさいくま。』の『耳』についてです。 本を購入してくださったみなさんがご自分で制作するとき、実はいちばん手こずっていらっしゃるのが 『耳』の付け方でした。 InstagramのDMでのお問い合

    • 自分で自分の機嫌をとる。

      ここのところずっと いや、ここのところじゃないな 一年中です、一年中 気持ちも身体もずっと天気に左右されています。 そのうえ55才というお年頃⁈なもんだから まあ、今まで平気だったことや 見てみぬふりしてきたことが 堂々とわたしに突撃してくるわけです。 そりゃ意味なく気分もふさぎますよ けれど日々の生活は毎日あるわけで こうなるともう 自分の機嫌は自分でとらなきゃ やってらんないんですよね。 今日はいくつかある機嫌とりの中でも たった10分の機嫌とりを披露いたしましょう

      • 同じ型紙で作る。

        二世帯住宅、玄関別々の ずいぶん楽をさせてもらってはいるものの 少し目が離せなくなってきて ひとりの時間に何かあったらどうしようと思いながら急いで買い物に出かけ急いで帰る。 耳を澄まして 歩いている音 テレビの音 トイレ時の流す音などを うっすらではあるものの常に意識している。 夕方 いつもの時間に雨戸を閉める音が聞こえない! ともなれば まったく違う理由を探して それをしにきたとは気づかれないようにお邪魔し 今日は雨戸の調子が悪くて閉められないみたい、と 本人の口からお

        • 台風1号のせい。

          なんだかわからないけれどモヤモヤしています。 ちっとも捗らないでいます。 針が進まず、気がついたら何もしていないのに時間が過ぎています。 モヤモヤのせいで 今まで出来ていたことが出来なくて 出来ない自分と やらない頑張らない自分が なんだかダメ人間みたいな気持ちでいます。 手仕事に限らず いろんな場での不甲斐なさ 不安な気持ちが モヤモヤに追い討ちをかけます。 大丈夫、みんなそうだよ 誰でもそんな時あるよ ちょっとゆっくりすれば またいつものように元気が出てくるよ そ

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        うちのちいさいくま。改変。

          お天気次第。

          天気に左右されている。 晴れならば浮かれて 雨ならば落ち込んでいる。 ずっと晴れていれば ずっと浮かれているのかというと それはそれでちょっと違う。 何日も晴れが続いたあとの雨の日は ほっとしたりもする。 と、すると天気に左右されているとは いえないのかもしれない。 いや、より左右されているのではないか。 季節の変わり目とか 空気の感じとか 空の色や風のにおい ぜったいぜったい 影響があるに違いない ノリノリで捗るのは どうしたって晴れの日だし やる気がないのは やま

          気分転換。

          模様替えをしてアトリエが使いやすくなった。 普段使っている作業机の他にさらに大きな机と椅子が入ったのでフェルトや手芸道具をいくら広げても問題なく、よりいっそう作品作りに力が入る。 と、かっこよく言いたいところですが。 実はリビングの一角に娘の学習机のお下がりをおいてそこで作業をしているわたくし。 ここ10年、ちゃぶ台生活をしていたので脚を外して片付けていたダイニングテーブルを物置部屋(元息子の部屋、彼は既婚転居済み)から出してきてあちらこちらで持て余していた椅子がもとあっ

          わたしのかわいこちゃんたち。

          すこし ほんのすこしですが悩んでいます。 わたしは作品を作るにあたって そのままフェルトのカットから入る時と 頭に浮かんだあれこれをレシピノートに書き込んでいく時があります。 どちらにしても当然作品は仕上がっていくわけですが、一応今後の見本として残しておくために試作していきます。 ところが、ひとつに納得がいかなければまたひとつそしてまたひとつと増え続け、それはもう試作した作品があふれかえっていくわけです。 これがですね。 いわゆるB級品になるので販売するわけにもいかず。

          わたしのかわいこちゃんたち。

          ハンドメイドな幸せ。

          急に初夏の陽気となってしまいました。 晴れて暖かいのはうれしいけれど その季節にあった いい塩梅でお願いしたい! と、誰もが思っているのでは。 あっという間に梅雨が来そう⁈ うちのちいさいくま。の型紙改変することをお知らせするために始めたようなnoteですが、どれくらいの方に届いているのか、どんなふうに受け止めてくださっているのかドキドキしていました。 ところが意外とたくさんの方にご覧いただいているようで、そしてくまを作ってくださっていると小耳に挟みほっとしています。 耳

          ハンドメイドな幸せ。

          うちのちいさいくま。のしっぽ

          うちのちいさいくま。にはしっぽがありません。 しっぽをつけなかった理由ですが... 何か後付けでそれっぽい理由を考えてみるかと頭をひねりましたが、ここは正直に伝えることにしました。 忘れてたんです くまにしっぽがあるということを。 と、いうより、え?しっぽあります?あるんですか?なぐらい関心がなかったのです。 あるんですよね?あの大きなカラダに可愛くて小さなしっぽが。 あるに決まっているんです。そうですよね。 でもごめんなさい 本当に存在を忘れてしまっていたのです。 うち

          うちのちいさいくま。のしっぽ

          わたしとフェルト④

          風邪をひいていました。 かかりつけ医の先生から熱がないなら流行病の検査はしなくてよいよと言われ、そんなもんかと思いましたが本当に絵に描いたような風邪でした。 長らくただの風邪をひいたことがなかったのでなぜ今風邪をひいたのか、なぜ今だったのかを鼻をかみながらずっと考えていましたが理由はいろいろあり(その理由は秘密)勝手に納得しています。 はじめにちいさいケーキのホールを作ってみました。 実は型紙はあとからできるものもあります。 フェルトをこんな感じ、これくらいの大きさで、と切

          わたしとフェルト④

          苦手なことって憧れていること。

          来週の月曜日 近所の小学校で入学式があるようです。 ここ2、3日気温が低かったおかげで校庭の桜はきっと満開です。可愛らしい色とりどりのランドセルが行き交い初々しくも華やかなんだろうなとここにいる近所のおばちゃんはわくわくしていますよ。 こらこらまだおばあちゃんとは呼ばないで。 わたしはいつなんのきっかけでフェルト手芸をはじめたのだろう?今の作品のスタイルになったのはいつからなんだろう?と、自分のためにハンドメイドの記憶起こしをしています。 ここに興味を持ってくださって、読ん

          苦手なことって憧れていること。

          わたしとフェルト③

          カラフルで肌ざわりがよくそして優しい フェルトで作ったおままごとのセット。 20年前、娘が幼稚園の頃から作品やレシピはあったと思うのです。しかしながらなぜかそこに辿りつかずなかなか作ろうとはなりませんでした。今のように簡単に情報が手に入らないからというのもありますが、きっとアレです。 そう、レシピ通りに作れない性分が本を買ったところで投げ出してしまうだろうと邪魔をしたのだと思います。 今、フェルト作家の方々がいろんなジャンルの楽しくて可愛らしい型紙を丁寧に丁寧に作っていら

          わたしとフェルト③

          わたしとフェルト②

          わたしは小学校も中学校も家庭科が大の苦手でした。 料理が苦手なことは以前お話しした(書いた)ことがありますが、裁縫もてんでダメでまず教科書に書いてある通りにできないのです。 上手くできないので適当に仕上げる→適当だから先生に注意される→注意されるともうやりたくない。 ずっとこんな調子だったのでミシンの授業でパジャマを作った時はそりゃあもう...先生も頭を抱えていらっしゃいました。 そしてどうやって仕上げたのかまったく記憶にないのです。どうやったんだろう。 えっと、なんの話でし

          わたしとフェルト②

          わたしとフェルト①

          手芸用フェルト。 いろんな色があって はさみで切ってもほつれなくて 糸で縫い合わせることもできれば 切りっぱなしを接着剤で貼り付けるだけでも かわいい。 おそらくみなさんが最初にフェルトを手にとった時って小学校の家庭科の授業ではないでしょうか。 裁縫箱に入っていたちいさなキットか何かだと思います。 手芸好きのご家庭なら、もっと幼い頃から自分の作品を作ったり、もしかしたら作ったものをお友達にプレゼントしたことがあるかもしれません。 わたしがはじめてフェルトに触れた記憶は 小

          わたしとフェルト①

          耳付き最終回となりました。

          春を通り越して夏の陽気となった日曜日。 街中みなさんなんだかウキウキワクワク 人がそんな調子だからなのか近所の桜並木が あわてて開花しております。 さて いよいよ最終回となりました。 もう最終回を待たずしてすっかり仕上がっている方がいらっしゃると思います。 そうですよね なぜならあとはもう本の通りだからです。 新しいことはありません、そのまま進めてくださって良いのです。 わたしのInstagramをご覧の方は、とりかかっている作品の仕上がりが近づいてくると制作が終わってし

          耳付き最終回となりました。

          綿を詰めてとじる。

          おはようございます。 昨日は午後からしっかり晴れて気温もあがりましたが、結局一歩も外に出ることはなく暖房を必要としない部屋をむふふと楽しみました。 なんかコーヒーなんか淹れちゃったりなんかしちゃったりなんかしてね。 では前回からのつづきです。 ピンセットを使って4〜5、いや6〜7回ぐらいに分けて綿を詰めていきます。※これは絶対ではありません。20回ぐらいに分けてだっていいのです! ピンセットは専用のものですか?という質問がありますが、こちらは手芸道具ではなく100円ショッ

          綿を詰めてとじる。