ラジオの未来1

数日前にこんなことを考えていたんだけど、ぼーっとしてるうちに忘れた。思いついたらすぐに書かないとダメだね。

書きながら思い出そう。

ラジオの未来。僕は現役のラジオマンです。某地方FMで働いています。
そんな僕が、ラジオの未来について、何本かに分けて思うことを書いていこうと思う。

さて、あなたのラジオというメディアの位置づけはどの辺りになるだろうか。テレビの下?本よりは上?それぞれあると思う。事実、ラジオはメディア界の中で存在感が強いわけではない。ただ、あらゆる芸能人が番組を持っていて、ラジオを主体としている人もいて、ラジオでしか本音を離さない人もいる。そういった意味では割と不思議な立ち位置にいると思っている。
上下優劣有利不利の二分論では語れない。

マスの認知も大きい。

Hulu?何それ?Netflix?何それ?Podcast?何それ?

こういった場面は今でも見受けられる。
しかし、ラジオ?何それ?という人は恐らくいないだろう。
つまり、マスからの認知はある。
しかし、不思議なことに、ラジオを聴いている人、ラジオという文化を享受している人があまり多くない。マスの認知はあるのに、マスメディアになれてはいない。

ただし、普及率といった意味では実はテレビより多い可能性がある。
radikoである。

スマホの普及率=radikoの普及率=ラジオの普及率
という方程式が極論成り立つ。これがミソ。

さて、そんなラジオだが、これからラジオはどうしていくべきなのだろうか。最強のメディアであったテレビに台頭する、それこそNetflixやYouTubeといったものが続々と生まれ、普及しつつあり、さらにはテレビ神話が崩壊しつつあるこの「令和」という時代にラジオは果たして何ができるのか。どこに向かうべきなのか。これが本題。

まず、ラジオは受動的であってはならないと思う。もっと能動的にリスナーにアプローチしていて行くべきだ。

というのも、ラジオというのは、他のメディアに比べて、発信者側と受け手側の距離感が極めて近い。発信者側も受け手側に頼っているところが大いにある。平たくいってしまうと、リスナーありきで番組を作っているので、リスナーからのリアクションがないと番組が成り立たない。これは良いところであり悪いところでもあると思っている。

今の形としては、「これこれこういうテーマで募集するのでメール送ってくださいね」という形でリスナーとコンタクトを取っている。ここ数年でTwitterを活用したり、メールアドレスからメールフォームが主流になっていたりもする。もちろん、番組としてはこれで成立するし、特に何の問題もない。

とまあ、一旦この辺にしておいて、続きは今度書く

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