人類よ、ネタバレを控えろ
タイトルは少し大袈裟だけど、私は少々怒っている!
今日は息子と「虫」にフォーカスされた科学館に行った。
平日だから貸切状態で最高!
人がいないからとても気楽にあちこち見て回れた。
コロナの影響で触れないものも多かったがそれでも十分。
実験関係のプログラムは年齢がまだ満たしてなくて受けられなかったけど、スタッフさんのご好意でカエルや虫など特別に触らせてもらえたり、とても知的好奇心が満たされた。(息子は館内にあった町の模型の方が気に入ってたけど)
最後に簡単な工作をさせてもらったんだけど、そこで少しがっかりしたことがあった。
プラ板とプラコップに好きなように描いて、トースターで縮む様子を見てみよう!というとても分かりやすい、3歳児でも楽しめそうな内容。
プラコップは私も初めてでどういう風に縮むのか楽しみにしてたんだけど、途中で年配の女性スタッフさんが混ざってきて、賑やかで楽しいなぁと思ってたら…
おもむろにスマートフォンを取り出して、
「こんな感じで描いたコップは〜、こんな風になるんです〜💕」
って写真を丁寧に見せてくれたんだ…
何してんのーーーーーーー??!!
私も最初から一緒にやってたスタッフさんも唖然。
悲しいかな悪気がないんだなぁ。
それまでスタッフさんはこのコップは不思議ですよぉ、楽しみですね等々含ませてくれてたのに、茶番で終わった。
息子がまだ3歳で、「不思議」にワクワクする、または予想することは出来ないかもしれないし、息子はスマホを覗いてなかったからよかったのかもしれないけど、「どうなるのかな?」という気持ちを大切にして欲しかった。
そこまで想像して欲しいと思うのは、私が求めすぎなの?
ましてや科学館で働いている人なら。
そして私は知っている。
その科学館のスタッフさんは「教員」で、異動でこの科学館にいること。
だって、私の恩師(中学校理科の先生)もここに異動になっていたんだもの。
そういうプロが3歳児に真面目に取り合ってくれるの嬉しくていたから、がっかり感が半端ない…。
答えを知りたいわけじゃないんだよなー。
頭で考えたり、見て感じたことが大切で。
コップがどう縮むかは結果であって知りたいことではないのよね。
私も「ワクワクしたいから言わないで!」って言えばよかった。
ずっと後悔してる。
これからも息子には沢山いろいろなものを見せてあげたいし、興味のあるものには一緒に付き合いたいから、同じようなことがまたあるようだったら、絶対繰り返さない!!
「言わないでください」が言える人間になろうと思ったし、私も日々の中で息子の興味関心の芽を摘まないようにしていきたいと改めて思った。
小説や映画とはまた違うネタバレは無意識のもと行われるから防ぐのは大変かもしれないけど。
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