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日記(86日目) ないものも数えてしまうから、

【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。
 

10月31日火曜、また快晴だ、やや雲は残るが温かい気がする。明日11月初日は夏日、25度をこえそうだ、やれやれ、季節は行ったり来たり。

嫁さんは、今日が週明けで、バタバタと仕事に出かけた。「イビキを掻いてたよ」と言われる。本を読みながら寝てしまったんだが。
昨日少し読んだ本だが、ある意味、好対称。
足を事故で失った若い彼女の超前向きな書きぶり(起きた過去は変えられない、足を失ってからいろんな選択肢が減って丁度良くなった、やりたいことに前向きになれた)と、
含蓄のある重いことばと人生の歩み、生まれて死ぬまで、神さまが見ている、神(の為せること)を信じなさいという書きぶり。
いわゆる、過去にとらわれない事の善し悪し、今をどう生きる?みたいなかんじ、と短絡に言っては怒られるか。

自分は、生かされているということ(神なのか何なのか、大きな力)に感謝しつつも、人生全てを委ねるわけでもない。ないものを数えないという考え方、障害者としての生き方に憧れや感動を覚えつつも、どこか成功者っぷりな不遜な感じも少し抱いてしまう。もっといえば、自分は謙虚に慎ましやかに日々を営むこと(精神的豊かさ)を善しとしつつ、実は、ないものねだりの心〔妬み?)を抑えてなぁなぁで生きている、仕事もせず、悲しいかな。

脳梗塞後遺症と自己リハビリ
今朝の外歩き、8時過ぎから8時半まで。
フラつきはそこまで大きくない
いつも通り体を温め歩き出す。マイブーム、右脚の腿の外側からお尻にかけて意識する、足首に負担がかからないよう足裏の着地に注意して歩く。
いつものコースを2周。今日は普通に歩けた、汗はかかないが体が痒い。
帰宅後オーディオルームでのスクワット、バランス、ストレッチ。少し汗が滲むくらい。
体は揺れてしまったり動きがぎこちないけど今は動く。
その有り難さは忘れてはいけない。

就職状況だが、日課のハローワーク募集ページに目を通す。
検索条件にパートタイムも一昨日から追加。会計年度職員事務で臨時採用12月〜3月だが、翌年度契約更新の可能性有りという求人、週2,3日の勤務とある。こんなところも見ておく必要ありだろう。働けるだけでもありがたいのかも、大晦日に病気で病院に搬送されたことを思えば。

体が動くことに感謝することは今や無くなってしまったが、今年、元旦は、ベッドで動かない体に、途方に暮れていたのだ。結果的に仕事は失ったし、嫁さんの所に転がり込んでいる、そして今がある。
過去から繋がっている未来。

亡き父も寝たきりで、数年後に病院のベッドで逝ってしまった。あれから4年か。
昨日の月曜は、実家からお菓子と手紙が届く。嫁さんが父の命日に合わせ、お菓子を送ったことのお返し(のお菓子)みたいなものだ。実妹の分と合わせて段ボールにたくさん。久しぶりに実家に電話して母の声を聴いた
テレビで、ちょうど「おくりびと」をやっていた。途中から見入る。

は新たなをくぐり抜けるだけであって、向こうにまた新たな世界がある。

少し前は時の人、「ヒロスエ」さんが、15年前のとても色っぽくて美しい頃、そこは置いておいてまぁ主役の本木さんのおくりびととしての所作の素晴らしさは見ていて気持ちいい、監督の映像美、庄内の美しさ等など、脇を固める俳優陣も控えめだがいい。映画後半、随所に涙のシーンがあるのだが、綺麗な涙だった。父の時は女性の納棺師だったが、やはり所作が綺麗だったことを嫁さんと話ししながら、送られてきたお菓子をつまんだ。

つづく(1396文字)。

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