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スタバ臨時休業で蘇る記憶

今日も東京はいい天気!
こんにちは、まつどんです。
noteにはじめて投稿してから、約1週間が経ちました。
本当は毎日、もしくはほぼ毎日noteを更新したいと思っているのに、
書きたいこともあるのに、1週間が経ってしまいました。
無理せず、自分のペースで書いていこうかと思います。

ダブルトールラテが飲めない!

私が外食大好きの原点となる飲食フリーター時代、2008年~2012年くらいまでスターバックスでアルバイトしていました。
勤務先は港区の超一等地。
芸能人、業界関係者、成り上がってお金を持っている人、ふつうの人、観光客、外国人、職業不明の謎の人、近隣に住む品の良いおじいちゃん・おばあちゃん。
本当にたくさんの人が毎日お客さんとして来てくれていました。
卒業してからもう8年も経つけれど、今でもスターバックスは好きだし、あのハワード・シュルツを支えたスターバックスインターナショナル初代社長のハワード・ビーハーは私の尊敬する人のひとりです。(この話はまた別で書きますね)
そう、私の心の距離の近いところにいつもスターバックスはありました。
だから、緊急事態宣言が発令された翌日から臨時休業が始まってしまって、私は本格的に「あ、今、非日常にいるんだな」という気持ちでいっぱいになりました。
もう当分、「こんにちは~!」の元気な挨拶が聞こえないんだな
もう当分、よく頼むダブルトールラテが飲めないんだな(私はこれかドリップコーヒーしか頼まない)
少しずつ、気持ちが沈んでいました。

蘇ったのは、東日本大震災直後のとある営業のこと。

2011年、スターバックスで働いてたときも、混乱はありました。
当時は、ふだんなかなか売れないミネラルウォーターが飛ぶように売れて、購入制限をつけたことを覚えています。
直後は短縮営業を続けていたし、原発のこともあって外出自体をみんな恐れていた時期。
そんなある日、常連の近所に住んでるおばあちゃんがコーヒーを飲みに来てくれました。
ふだん、そこまで私たちスタッフと話すようなタイプの方ではなかったけど、その方が本当にホッとした声で
「あぁようやくホッとする。こうやってコーヒーが飲めるなんて」
とおっしゃっていたんです。

たった1杯のコーヒーの力。

ただの1杯300円のコーヒーが、こうやって、人の心をホッとさせて、勇気づけさせてるんだな、と感じたことを今でもハッキリ覚えています。
当時、私自身も震災直後にコーヒーを飲んだとき、この常連さんと全く同じ気持ちを感じたから。

ふだんの当たり前が奪われるとき。

今の状況で言うと、いつも行けて、飲めるものだと思っていたダブルトールラテが飲めないのがこれほどしんどいとは思いませんでした。
でも、一生飲めないわけではないし、また気軽に飲みに行けるために今があるんですよね。

天気はどんどん春めいてきているのに、圧倒的な不安な気持ちが支配されて、わたし以上にしんどい方、たくさんいると思います。
適度に息抜き(人ごみを避けてお散歩したり)して、とにかく今を乗り切りましょうね。

このnoteで「久々にダブルトールラテが飲めた~!うっかりケーキも頼んじゃった」なんて浮かれた記事を書ける日常が戻りますように。

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