【映画】あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
こんにちは、matsuです。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感想です、いぇい。
映画上映中も見ようか悩んでいた作品で、アマプラで無料配信されたので見てきました〜。
ざっくり過ぎるあらすじ
現代の女子高生が1945年終戦間際にタイムスリップし、特攻隊員に恋する話。戦争もの。
タイムスリップした現代の女子高生(百合)がいることで、今の感覚と戦時中の価値観の差、感覚がだいぶ違っているのがわかります。
途中何度か百合(主人公)にイライラしてしまい、一時停止してブチギレそうになりながらなんとか最後まで見ました笑
終盤はダムが決壊したのか?ってくらい涙がぼろっぼろ出てきて、エンドロール中も歌詞が所々ぶっ刺さり嗚咽。ここ数年こんなに思いっきり泣いたこと無かったのでスッキリしました。結論、見てよかった。ので、ぜひイライラしながら見てください!
※ここからは多少ネタバレが含まれる内容になります。
ここからは個人の感想ですので、そういうこと思う人もいるのね、くらいの気持ちでお願いします。
他の人が知らない歴史を知っていて、平和な世の中を生きてきた百合。
日本は負けるとか、負けるから行く意味ないとか、時代的に価値観が違うから色々と言いたい気持ちもわかる!わかるけど、そこで生きている人たちにはその人達なりの常識があるわけで、授業でもちょこっと習っているんだからそのへん言動改めようね?と、百合よりも少し大人な私は思いました。
特攻前夜の百合と千代ちゃんの違い。
百合は行かないでってストレートに気持ちを伝えるんですが、
千代ちゃんは行かないでとは言わず自分の人形を渡して、色々な気持ちを飲み込んで『明日、お見送り行きます』切ない。
相手との関係性や年齢諸々関係しているのは理解の上ですが、対称的な2人だなと思いました。
生き恥
あのシーンもだいぶ考えさせられました。
大切な人を側で守るために生きるのか、それともその人達の生きる未来を守るために死を選ぶのか。
どっちが正解とかどっちが間違いという話ではないですし、答えなんてどこにもないのですが、ヴィランとヒーローくらいの差があるのではないでしょうか。どちらにも譲れない何か、自分の思う正義があって。見方や立場によってまたは時代によって多数派の結果が変わる。どの意見も尊重できる世界で生きていたいですね。
一旦考えてみました、
あの時代自分が男で婚約者がいたとする。
志願してまで特攻にはなりませんが、召集令状などが来れば戦地に赴くことでしょう。そこで逃げ隠れすると家族などにも迷惑がかかりますからね。(村八分があるとかないとか。)令状拒否した自分と一緒にいるだけで色々とつらい目に合うでしょう。そんなの見ていたくはないです。あと、残されるくらいなら自分のほうが先に死にたい人間なので自己満的なところも出てくると思います。
ゾンビ映画の世界になったら生き残るよりも真っ先に死にたいタイプなので許してください。
平均寿命が延びた+平和で余裕のある世の中だからか、現代人の生きる流れは昔と比べるとゆっくりになっており、大人として扱われる年齢も上がっている気がします。
現代でも何かを成し遂げられている人は昔の人同様に日々の濃さが私とは違うのだと思います。何かに夢中になって、必死になれる人が格好良く見えるのは必然。
長くなりましたが
最近もう少し頑張って生きなきゃと思っていたら、気分が重くなってしまったmatsuでした。
夏は戦争もの見がちなので沈みます。
では、またお会いしましょう。👋
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