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【Vo.編 前編】レーベルメイトのPulse Factory/RED in BLUEが対談してみました

これは僕自身が面白いだろうなと思って前からやりたかったことの一つです。

リリースのタイミングでなくてもアーティストの考えていることやパーソナルを知ってもらえることをやりたいなと。

打ち上げとかで交わされる真面目な話ってすごく勉強になったり面白いことが多いんですよね。

同じLastrumレーベルに所属して対バンを重ねることが多いRED in BLUEPulse Factory2バンドの同パートで対談をやったらおもしろい話ができると思うしお互いの刺激にもなると思ったんですよね。

少なからず2バンドのファンの方は面白いと思うし偶然このnoteを見た人が興味を持ち楽曲を聞いていただけたら嬉しいです。

2人にはレアなライブ写真も提供してもらいました。

先に言っておきますが多分この企画回数が進むごとに無茶苦茶になっていくと思います。どう考えてもBa.同士の回はどうなるか全くわかりません。

初回はさすがにちょっと真面目な方がいいのかなと思いVo.同士の対談を組みました。

多分この企画回数が進むごとに無茶苦茶になっていくと思います。

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出会った日から今日までの間、二人はお互いをどう見てきた?

―それでは記念すべき対談企画の第一回目ということで和気あいあいと話していければなと。まずは肩の力も抜いてほしいから二人が初めて会った日を思い出してもらってお互いの第一印象を教えてもらおうかな。
高(高橋祐揮/RED in BLUE):第一印象は変な人ってイメージですね(笑)。もう6年前くらいになるのかな。Pulse Factoryとは米子で出会ったんですよね。昔のことなのではっきり覚えてないとこもありますけど打ち上げでおでこにNobu君が爪楊枝をさしていたんです。全然痛くない!って。第一印象って言われるとそれですね(笑)。

―すでに打ち上げじゃん。。ライブの印象は?
高:「希望灯」を聞いたことがあったのでPulse Factoryのことは事前に知っていてライブを見た感想は「歌がいい!」って思いました。

高:Vo.としてずっと僕は尊敬しているんですけど歌の力強さと音のマッチングがカッコいいなって初めて見た日から思っています

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―Nobu君の祐揮君へのイメージは?
N(Nobu/Pulse Factory):鳥取県の米子laughsで対バンしたんですよね。当時から泥臭くていい意味で今と変わらないスタンスでステージに立っていましたね。泥臭くてかっこいいなって思ったんですけど、その日のお客さんは若い人が多くてMCで和ませようと思ったのか「カッコつけてステージに立っているけど俺が着ているこのTシャツ『COMPUTER』って書いてるの・・・」と話していたのが印象的です(笑)。ライブとしてみんなを楽しませようとエンターテイメントを心がけているんだなって思いました。

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―RED in BLUEというバンドへの印象はどうだったの?
N:Vo.は泥臭いなと思ったんですけど、バンドサウンドとしては変なことやってんなーという印象が最初は強かったですね。

―変なことというのは?
N:これ変拍子??それすらわからん・・・みたいな。

高:曲でいうと「レーザービッチ☆花沢」とか「BE FREE」とかですかね?

N:そうそう。リズム取っていても「あーーそうなるんや!」みたいな。独特なことをしているというか、バンドマンから見ても「そこでそうなるんやー」みたいな。そこが印象深いですね。


―それで縁あってお互いの関係は続くわけで、直近だと2/11のPulse Factory のイベント「TOKYO ROCK CLASIXX」で対バンしたけど今は初めて見た時からライブはどう変わってる?
N:変なことやってるなーというのは変わらないんですけどよりポピュラーになったといいますか、初めて見た人でも入りこみやすい曲に変わってきたなと思いました。対バンをしない時期というのもなく定期的に見ているので曲の表情が変わっていく様も感じていました。『MUTANT CIRCUS』の楽曲は聞きやすいし、「FRANKEN MUSIC」を筆頭にお客さんから見た歌いやすさというところが見えてきたなと思います。出会った当時は祐揮っていう人間性に泥臭さを感じていたんですけど、今はそれが声にも乗ってきたなと思います。声の力強さが年々増してきて表情に迄それが出て来てる。最近ステージに立っている祐揮をフロアから見てると『熱いゴリラ』がいるなって思います(笑)

高:対談の場でもそれ言うんですね(笑)。


―じゃあ祐揮君から見た今のPulse Factoryに思うことは?
高: ライブを見て思ったことは、Pulse Factoryというと四つ打ちだったりロック感が強いイメージだったんですけど、「Sky’s the Limit」みたいなEDM色が強い楽曲が加わったりしてよりライブの間口が広がり強くなったなと感じました。ちなみに『ULTRANOVA』で僕が一番好きな曲は「風に鳴れ」なんですけどあの曲調であのビートを一貫するってあまりなかったじゃないですか?でも、ギターもしっかり鳴っていてバンド感もしっかり感じられるし、今までのパルスらしさも残しつつ更に進化しているなと思います。


―出会った時から変わっていく様をお互い感じているのはやっぱり張り合いがあるよね!せっかく同パート対談なので普段のインタビューでは聞かれないようなことを聞いてみたいんだけど、ウチの楽器隊の強みはこんな感じですっていうのを聞かせてもらいたいな。
N:ツインギターの二人の主張が強いことですかね(笑)。結成当時から二人ともしっかり弾けていたのでそれこそ初めのうちは二人ともリードギターを弾いてハチャメチャなこともあったんですけど、バランス感を意識する中にしっかり技術的な聞きどころを今は作れていると思います。ちなみに、リハーサルでステージの中の音を聞いてもらえればわかると思いますが全員楽器の音量がデカイです(笑)。たまにコラボとかで他のバンドのステージに出ると「音小さっ!!!」てなりますね。個性がぶつかりあっているというか自分のこだわりは各々あるのでちゃんと音で主張できているなとは思います。

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―RED in BLUEは?
高:全員職人気質なとこですかね。各々自分の得意なプレイスタイルやバックボーンを持っていますけど、各々歩みよってバンドとしてのスタンスを貫くみたいな感じです。

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―ベースがイソ(Ba.磯村俊介)に変わってからバンド内の曲作りとか練習のやり方は変わったの?
高:変わりましたね!前が悪かったという感じは全くないですけど、イソがああいう柔らかい性格なので練習中も移動中もとにかくいい雰囲気で全員が楽しんでいますね。バンドとしてお客さんとともにしっかり歌いたいって思うようになったのでシンガロングもより熱いものが伝わっているのではないかなと思います。

今作を生み出すことで何を得た?

―RED in BLUEは2019年11月、Pulse Factoryは2020年2月に新譜をリリースしたわけだけど、リリースするってことは当然レコーディングをするわけで、今作のレコーディングを経て自分で新しい気付きみたいなものってあった?
高:『MUTANT CIRCUS』を作って思ったのは歌のニュアンスってものすごく大事なんだなって学びましたね。今迄はテンションだったり感情のままに歌うことが正義だと思っていたんですけど、曲に合わせた歌い方だったり譜割りやニュアンスでこんなにも伝えることを増やせるんだっていうことを気づけたのは大きかったし、ほかのメンバーもその感覚を養えたのかなって思います。

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※ジャケット写真をクリックで音源も聴けます!

―Nobu君はどう?
N:Pulse Factoryって人間的・音楽的な間口が柔軟だと思うんですよね。人の意見もスッと受け入れることができるタイプというか。一番大きな変化は今迄4人だけで楽曲作りをやってきたんですけど今回からLastrumと一緒ということでチームに一人加わるだけで、今まで踏み込めなかったところにも踏み込めるようになった結果が『ULTRANOVA』ですね。この1枚を作ってなんでもできるし、なんでもありって思うようになりましたね。エンジニアさんも今までずっとレコーディングしてもらった246Studioの吉田さんだけでなくduskline studioの南石さんと作業したのでエンジニアさんによってもだいぶやり方がちがうのだなと勉強になりました。

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―RED in BLUEとPulse Factoryのレコーディングの仕方は全く違うんだよね。そこは次回のギタリスト対談の時は相当盛り上がるポイントだと思うんだよね。二人が読んでも面白い感じになると思うよ。
高:確かにめっちゃ興味ありますね!今回びっくりするくらいギターとベースがスタジオに並んでましたもんね。

N:グッチのこだわり強そう(笑)


前編はここまで。
2人の出会いやお互いのイメージを多く話してもらいましたが後編ではバンドの顔でもありボーカリストという点を掘り下げていきたいと思います。

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