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いろんなことがちょっとずつできる器用貧乏の苦悩と面接の切り抜け方

「あなたの長所はなんですか?」

こう質問されたら、あなたならどう答えますか?

「プログラミングが得意です!」
「陸上の大会で全国に行き、…」
「人を巻き込むことが得意で、学生時代には…」

などなど、様々な人がいますよね。
この四半世紀くらいの人生で、色んな人を見てきました。

・・・

ぼくは、この質問に対する自分の答えをまだ持ち合わせていません。

もっというと、「これはわりと得意かな」と自認しているものが無いだけかもしれませんが。

でも、自分を周囲の人と比較したときに「チョットできる」ことはたくさんあります。

・プログラミングがチョットできます
・歌がうまいとチョット言われます
・歌のMIXがチョットできます
・動画編集がチョットできます
・絵がチョット描けます
・料理がチョットできます
・チョットしたことに詳しいです
・Wordpressでチョットしたサイトが作れます
・勉強がチョットできました
・テニスがチョットできます
・ダンスがうまいとチョット言われます
・こうやって文章がチョット書けます

「チョット」がゲシュタルト崩壊しました。

パッと見ではけっこう幅広いのですが、この「チョットできる」が困りもの。
どれも他人の言葉や状況を根拠にしているので、「チョットできる」であろうことは確かなはずです。

しかし、どれも自分で得意だと主張できる自信がないのです。
理由はいくつかありますが、要約すると、どれもずば抜けていないからですかね。

昔から何かをチョットやると、平均よりちょい上程度にはすぐ成長し、そこでピタッと止まる…みたいな感じでした。
ずば抜けたのは学校の勉強くらいなものです。

こんなぼくですから、就活のときは困りました。笑

「自分をアピールする」なんてとても自分には難しいのです。
なにか特技を中心に目立つ、みたいな手法をとれないからです。そして性格特性的にも。

・・・

最後に、そんなぼくがどうしても自分をアピールしなきゃいけない場面に直面したときの切り抜け方をご紹介します。

それはずばり、個々の特技ではなく自分の内面を語ることです。

僕の場合を暴露しますと、就活の面接では

「ぼくはものを考えるのが得意です。なにかがうまくいかなかったときに、『じゃあどうすればいいのか』を考えることができます。例えばバイトでは、…」

と話を展開していきました。

もしもあなたが「特技とか特に無いなあ」と悩んでいるのなら、自分の外の技術ではなく、自分の中身に目を向けてみるのがいいのではないでしょうか。

なにか特別な資格やスキルを持っていなくたって、意欲があって「私は元気が取り柄です!」なんて言ってくれる人と、働いてみたいとぼくは思いますよ。

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