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【初心者必見!】ダイビングでおさえるべきポイント3つ

ダイビングに興味はあるけど、初めてだと緊張する…そう思ったことはありませんか?

ポイントをおさえずにいきなり本番で潜水すると、水中移動が出来なくてインストラクターにずっと引っ張てもらってた、
耳が痛くて最後まで潜れなかったなんてことも。

私も初めてダイビングをした際はコツがわからず、ただただ疲れた…と思ってしまった一人でした。

初めてチャレンジする人も前回楽しめなかった人でも大丈夫!
今からお伝えする3つのポイントをおさえれば、きっとダイビングが楽しくなります!


①ダイビングの基本。耳抜き

まずは海に入る前に練習しましょう!

準備をしてさっそく海の世界へ!…行きたいところですが、
潜水前に耳抜きをスムーズに出来るようになりましょう。
とはいえ、日常生活ではほぼ使いません。
水中ではなぜ必要なのでしょう?

耳抜きしないと気圧の変化で鼓膜に圧力がかかってしまう

高層ビルでエレベーターに乗る際に耳がキーンとなりますよね。
実は、同じことが水中でも起こっています。
水中に潜水している際はかなりの水圧を全身から受けており、深く潜るほど水圧は高くなるのです。

受けている水圧を途中で逃がさないと、水圧で鼓膜が破裂します。
それを防ぐためにも耳抜きは必須。

通常の耳抜きの方法としては鼻をつまみ鼻をかむような要領です。
ただマスクの上からやってみると意外と難しくきちんと出来ないことも。

どうしても耳抜きできないときは一つの方法に頼らず他の耳抜き方法を試してみましょう。

  • 唾を飲み込む…嚥下法

  • 舌根を持ち上げる…フレンツェル法

などがあります。また頭が下にあると空気は足の方へ移動し、耳抜きしづらい傾向にあります。


②意外と出来ていない人も多い…中性浮力


簡単に見えますが意外と難しいのです…

中性浮力とは、自分の肺の空気や機材の空気を調節して、海の底につかないように水中を移動する技術。

水中ではバタバタ泳いでしまうと無駄に体力を使い、エアを消費してしまうので、出来るだけ少量の動きで移動する必要があります。

中性浮力はなぜ必要?3つの理由

①視界が悪くなってしまう
海の底にフィンを当ててしまうと泥や砂が舞い上がり、透明度が悪くなり、
あとから来たダイバーは何も見えなくなってしまいます。

②サンゴを折ってしまう恐れがある
基本的にサンゴは海底の石に生息している為、海底近くを泳ぐとサンゴにフィンを当ててしまい、折れてしまう恐れも。

例えばあなたがサンゴを1cm折ってしまった場合、再び同じサイズに成長するまで約1年間かかります。

③エアが長持ちする!
中性浮力をマスターしていないと水中での無駄な動作が多くなります。
結果エア切れが早くなり、せっかくのダイビングが最後まで楽しめません。

中性浮力をマスターして、少しのフィンキックで水中移動が出来るようにしましょう。

中性浮力がマスター出来ると、まるで無重力空間のように自由に水中を移動できます!

③小さな生き物を探そう!

海の中の生き物は、陸上の生物とはまた違った様々な形や色の生き物が数多く存在します。
大きく目立つ魚ばかりに目を奪われて、小さな生き物を見逃してしまっているかもしれません。

その美しさから海の宝石とも言われているウミウシは「軟体動物の仲間」で、
その中の「貝殻を捨てた巻貝の一派」です。

日本近海でも1,400種以上存在しています。
世界各地の海の浅瀬などに生息し、
地球全体では5,000~6,000種以上です。

今なお新種が発見され続けており、
大きさは、数mm程度から30cm程度のものまで生息しています。

肉食、草食など、食性もバラバラで、中にはほかのウミウシを食べる種もおり、
ウミウシの飼育には餌の確保の問題があり、水族館ではなかなかお目にかかれません。

なんでこんなにカラフルなの?

これには、大きく2つの理由があるそう。

1つ目の理由は目立たないようにするため。


こんなにカラフルでは逆に目立ってしまいそう…と思いますよね。
海の中、特に南の海はとってもカラフル。
ウミウシは自分の食べ物に擬態してその上にいるんです。

2つ目の理由は、逆に目立つため。なんと、先ほどとは真逆の理由。


自然界では、色鮮やかな美しいいきものほど危険で、毒を持っています。

見た目の派手さで、「食べても美味しくないよ」といった具合に、魚などの捕食者にアピールするのです。

ちょっとフシギでとってもカラフル! 海遊館サテライトギャラリー「海の宝石 ウミウシ展」https://images.app.goo.gl/DhmSZ7RfLYBN4aSW8


中でも、その美しい姿から「ブルードラゴン」とも呼ばれる『アオミノウミウシ』は、猛毒を持つ「カツオノエボシ」を食べ、毒とともに青色の色素も同時に体内に取り込みます。

体内に取り込むことで、青い海では目立ちづらい保護色にもなるのです。

ウミウシは動きもゆっくりで観察もしやすくカラフルで、写真映えもしますね。そのほかにも海の中にはたくさんの小さな生き物が存在しています。

猛毒を持つカツオノエボシ。一見ビニール袋のようです。
2度刺されると、アナフィラキシーショックにより最悪の場合死に至ります。

自由に泳げると世界が変わる!

ダイビングはレジャーの中で金銭面、体力面ともにハードルが高いのでせっかくなら楽しみたいですよね。

以上のポイントをおさえてよりダイビングを楽しみましょう!

また、初心者でも利用しやすいショップも数多くあり、自分にあったショップ選びも重要です。


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