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2022年、最高の出会いは「サウナ」

今年もいろいろ人や物との出会いがあったけれど、最高の出会いは「サウナ」だったりする。

これまで様々なスポーツジムに通ってきた私は、その存在に気づきつつも、「自分には無関係のもの」として見過ごしてきた。
いや、何度か試したことはあったけど、熱気で息苦しいし、肌が痛くなるし、そもそも運動以外で汗をかいても仕方ないじゃないかと思っていた。
身体を温めるなら、お風呂で十分だと。

それが今では、サウナ楽しみにジムに通っている。
きっかけは夫の勧めだ。
夫もジムに通っているのだがサウナにはまったく興味なかった。それがあるとき、お風呂が故障して入れず、やむをえずサウナに入ってみたのだという。その際、周りのおじいちゃんたちが、サウナ後に気持ちよさそうに水風呂に浸かっているのを見て、恐る恐る自分も入ってみたが、あまりの冷たさに数秒で飛び出て、しばらく椅子で休んでいた。
そのしばしの休憩時間に、至福が訪れたのだという。
「脳がすっきりして、視界もクリアになった。身体の緊張感も取れてすごくリラックスした」と言うのだ。

正直「ほんまかいな」と半信半疑だったが、そんなこと言われたら試してみるしかない。せっかくサウナ付きのジムに通っているのだ。
ところが、あろうことか、今通っているジムには、なんと女性側のサウナに水風呂がついていないことが判明。シャワーで代用するしかないわけだが、まあ、そこは仕方ない。

「5分程度サウナに入ったあと、1分くらい水風呂につかるだけで十分に効果があった。休憩時間を挟んで、そのサイクルを2〜3回繰り返すといいみたい」という夫のアドバイスに従って、サウナに入り、水シャワーを浴び、そのまま休んでいたら…「すごーい、何この感じ!」と、目が覚めたような感覚に襲われた。いや、大袈裟ではなく。
巷で言う「ととのう」とは、このことだったのですね、なるほど。

その日から、すっかりサウナのトリコ。あまりのめり込むと、サウナで1日潰れそうなので(笑)、1回にサウナに入る時間は5〜7分程度にとどめ、大体2サイクルで終わりにしている(常連の方々は、私の3倍はサウナで過ごしている様子)。

私にとってサウナの最高の効果は、休憩しているときに、さまざまなアイディアを思いついたり、前向きな気持ちになったりするところだ。
「あ、このアイディア、noteに書きたいな」と思うこともしょっちゅうなのだが、夢と同じで、あらかた忘れてしまう。
それでも、「自分にはまだ新しい考えを生み出す力があるんだ」と気づけるだけで、気分がとても良くなるし、勇気づけられるのだ。

さらに、サウナの後、水が甘く感じたり、木々の緑がキラキラ美しく見えたりもする。感覚が研ぎ澄まされたような、細胞レベルで生き返ったような、そんな感覚だ。

マニアックに極めるよりも、ゆるく付き合っていきたいので、今のところサウナ関連の本やテレビ番組には手を出していないが、そのうち出してしまいそうな気がする。
それくらいサウナは魅力的だ。

そのうち別のサウナへ行って、水風呂デビューしたいな。

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