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モノが溢れる現代をどう過ごすか

ミニマリストという言葉をみなさん知っていますか?僕も今日紹介する本でこのミニマリストという言葉をはじめ知りました。


【手ぶらでいきる。著:ミニマリストしぶ】


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著者のしぶさんは、生活の中で不要なモノは一切持たずに活動するミニマリストです。その生活の内容を知った時はとても驚きました。

・家具、家電がほぼない4畳半で生活

・月の生活費は7万円

・服と靴は毎日同じ      などなど


しぶさんは幼少期は裕福な家庭環境で育ち、家の中はモノだらけ。欲しい物はなんでも買ってもらえる環境だったそうです。

しかし、中学進学の頃に父の自己破産が原因で両親が離婚。裕福な家庭から、お金のない生活に一変しました。

そんな過去からしぶさんは、お金のない環境で幸せに生きることを模索していく中でミニマリストの生き方を知る。そして、「より少なく、しかしよりよく生きる」ことに目覚め、物理的なモノの幸せから、本当に自分にとって大切なモノと共に生きる人生に動き出しました。

本書を通して感じるたのは、「捨てる難しさ」です。何でもかんでも、「とりあえずもらっておこう」とか「いつか役に立つかもしれない」と言った考え方で停滞して気づけば不要なモノで溢れてストレスも溜まるってこと、みなさんもありませんか?

でもこの考え方では、ますます便利なモノで溢れかえる現代ではモノに私達の生活が乗っ取られてしまう様になる恐れもあります。そこで必要なものと不必要なものを考える「捨てる勇気」が大切になりますね!

最後に本書でのお気に入りの言葉を紹介して終わります。

「消費から生産へ。自分の幸せは自分でつくる。」

× 消費活動 → お金を払って与えられる側になること。なんとなくの買い物、気の乗らない飲み会

◯ 生産活動 → 自分で生み出して与える側になること。料理を作ってみんなに振る舞う、スポーツ、読書


お金を払い続けてモノの奴隷になるか、人生を自分でコントロールするか。あなたの選択次第で決まる。

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