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ビリギャル誕生の秘話

2013年に出版された「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話」(通称:ビリギャル)覚えていますか?

今回紹介するのはこのビリギャルの塾講師として有名になった坪田先生の本です。


【才能の正体 著:坪田信貴】

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才能というとても抽象的な言葉に対してみなさんはどんなイメージですか?よく言うのが「あの人には◯◯の才能があるから成功した」みたいなフレーズですよね。

実際僕もこの本を読むまでは、才能は凄い人が持っている能力だと思っていました。

しかし、坪田先生はまず才能について


「才能は結果でしかない」


と断言しています。まぁ言われてみれば確かに。その人のした結果や功績に対して、僕たちはすごいな〜!って思いますもんね。

そして、では才能がある人とはどのような人なのかというと坪田先生は

「いわゆる、才能がある人に共通点していることは〝みんな努力していること〟です。」


まぁこれも納得。みんな頑張った努力があるからこその結果や功績であるのだろう。この2つは本書の冒頭にあり、結局努力論とか精神論の話かと思いましたが、読み進めていくと、具体的に「どういう人が結果を出すのか?」とここまで噛み砕いて説明してあり、そこに僕自身いちばん深い学びを得たので、最も紹介したいポイントとして挙げさしてもらいます。


つばり、結果を出す=才能がある

では、結果はどういう人が出せるのか?それは



「洞察力のある人」


です。洞察力とは物事を観察し、その本質や奥室にあるものを見抜く力です。

僕の身の回りでも学生時代から難しい資格試験をいくつも1発合格する友達がいました。

本書を読むまでは、ただ「頭がいい」「努力家だな」と思っていましたが、もちろん努力もしてるでしょうが、それ以上にこの洞察力に長けてたのだと実感しました。

資格試験なら、確実に押さえるべきポイントを学ぶ、限られた日数、時間で効率よく勉強するなど、ただ闇雲に取り掛かるのではなく、洞察力から資格試験合格の〝本質を見抜く〟ことにその人は注力してたのだと気づきました。


努力することは大切です。しかし、受験や仕事では結果も求められます。この結果を出すのに最短で近づくには「洞察力を鍛えること」が重要だと気づいたのが本書で大きな学びになりました。

みなさんも、是非これからどんな事に取り組むにもこの〝洞察力〟を意識してみて下さい!

また本書の中では、他にも仕事で結果を出したい人や夢や目標のある方へ向けた内容、子どもの勉強について悩む親世代に向けた内容などについても触れています。


是非、他人の功績や結果を妬まず、自分の中に秘めた〝才能〟を見つけるために、本書の一読をおススメします!

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