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暦の上の入梅と、気象庁の梅雨入り発表と、「平年」のこと

6月6日に雨ざあざあな本日。
お天気系アカウントをみると、
関東甲信越は梅雨入り発表はまだでした。

→(13:25追記)
関東甲信越梅雨入り発表ありましたね〜!!ということでこちらの記事は梅雨入り発表直前の記事としてお読みください。


私は関東甲信越に住んでいるので、そこを起点にお話ししてしまうのですが
関東甲信越の梅雨入りは平年だと6月7日だとか(明けが7月19日)。

そこで気になるのが、暦の上での「入梅」です。

暦の上の入梅は雑説のひとつで、
現在は太陽黄経80度のタイミングと定義されています。
今年は6月11日ですね。

昔は「芒種のあとの壬の日」という決め方もあったそうで、
その場合、今年は6月8日が該当します。
こちらは日干支なので、たとえば来年は6月13日になり、開きも大きめ。

とはいえ、ざっくり6月上旬〜中旬くらいにはなるということで
気象の予報に関する技術が未熟であっただろう昔に
こういう形で長雨を把握していたのかと思うと、すごいなあと思います。


さて、こうやってみると、

気象庁発表の平年 6月7日
暦の上の入梅(太陽黄経80度) 6月11日
(関東甲信越)

となり、ちょっと差があります。
4日の差は誤差みたいなものかなと私は思うのですが、
ここで気になるのが「平年」という言葉。

そもそも平年って何だろう??
気象庁が発足(1956年)してから今までの平均値?
…などと気になったので調べてみたら、

平年というのはこういうことだそうです。

平年値の更新と使用開始時期

気象庁では、西暦年の1の位が1の年から続く30年間の平均値をもって平年値とし、10年ごとに更新しています。

平年値の更新について|気象庁

ここ30年の平均なんですね!
意外と最近。
というより、気候の変動があるのでそれくらいのスパンじゃないと平均値として意味をなさないということなのかもですね。
たとえば寒冷期の気温と平均しても最近の気温とあわないので…

そんなわけで、30年単位で見ると関東甲信越は6月7日である入梅。
ことしは暦の上の入梅とどれくらい前後するのか、
結果がちょっとたのしみです。


ところで毎日更新できませんでしたね!
途切れちゃったものは仕方ないので、今回からほぼ毎日更新と銘打って無理せず進めたいと思います。

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