これから世界を変える10の革新的テクノロジー
おはようございます。 あおけんです。
お品書き
さて本題に入る前にこのNoteの今後について少し。
英語では現状のやり方を変えて方向転換することをピボット(Pivot)というようですが、今日はこのnoteをちょっとピボットしようと思ってます。
先日、JPSとお話している中で、ある程度のフォーマットというか箱みたいなものがあったほうが継続しやすいのでは、というアドバイスをいただき、自分なりにテーマをもって書いていきたいことについて考えてみた結果、日替わりで決まったテーマに沿ってしたためていってみようかなと思ってます。
一回書き始めちゃえばすっといく時が多いのですが、何書くかっていうのを考えたり、探したりって案外思いつかないときも多いので、またピボットするかもしれませんが、いったん以下のお品書きでいってみます。
<Daily あおけん お品書き>
・実践マーケティングの月曜日
・いけてる経営戦略/事業開発の火曜日
・最新EC/ロジスティクスの水曜日
・最新DXの木曜日
・グローバル/未来の金曜日
・ライフハック/教養の土曜日
・エンタメの日曜日
世界を変える10の革新的テクノロジー
ということで今日は「グローバル/未来」の金曜日。より視点を高く、遠くにもっていこうということで今回はワールド・エコノミック・フォーラムが出している「世界を変える10の革新的テクノロジー」をご紹介したいと思います。
1. AR (Augmented reality)
日本では拡張現実と言われるもの。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”ものです。ポケモンGoなどがそのわかりやすい事例ですが、ARによって患者の体内をチェックしながら手術をするといった医療分野での応用や、危険が伴う場所での作業をAR技術を用いて効率化する方法も検討されています。
2. ラボで作られる人工肉 (Lab-grwon meat)
私達が食べる肉が食卓やレストランに届くまでの飼育にかかる時間と手間を考えると膨大なCo2排出につながってるという指摘がされ、環境のために肉を食べない、という人も欧米で増えていると聞きます。セクシー小泉さんもステーキ食べて叩かれる、みたいなちょっといたい話もありました。人工的に作り出せる肉の技術が進化することでCo2問題の解決にも近づきますね。
3. クオンタム・コンピュータ
詳しいことはわかりませんが(・・・)、今のコンピュータより数千倍早いそうです。今でも相当ですけど、これとAIが掛け算になる未来がやってきます。人間はクリエイティブなことに集中したほうが良さそうです。
4. プラズモニック・マテリアル(Plasmonic material)
Google先生でちょっと見たのですが、文系の僕には理解ができませんでした。透明になれるマントとかがんを殺せたりするかもとありますが、光と金属をいい感じに操れる素材ぐらいに解釈しておきます。#浅すぎ
高度な光の制御を実現するために、本研究では、プラズモニック・メタマテリアルとよばれる金属ナノ構造体の電磁気応答特性を利用します。金属ナノ構造体は、そのサイズや形に応じて特定の波長の光と相互作用し、吸収や反射、散乱などの光学特性を示します。
5. 超最先端パーソナルアシスタント(Super-advanced personal assistants)
AIの急激な進化で、近い将来、道徳性を兼ね備えたお助けAIとやりとりできるようになると科学者は考えているようです。どらえもんがやってきます。そして、僕らはたぶんのび太のように依存症になっていきます。
6. 電気薬学(Electroceuticals)
さっきは光✗金属・マテリアルでしたが、今度は電気✗薬のようです。たとえばてんかんや鬱など、いくつかの疾病はすでに電気の力で治癒させる試みが行われています。偏頭痛、肥満、関節炎などはもうすぐこうした電気の力で治療されるようになり、そのことで薬への依存をなくしたり、免疫力を高めることができるようになるということです。電気すごい。
7. 薬物生成細胞の移植(Drug-making cell implants)
小さな薬の工場を患者の体内に埋め込むというすごい発想。薬が必要なタイミングで体に提供される仕組みを目指すようで、体内にトヨタのカンバンシステムが組み込まれる感じでしょうか。章男社長もびっくりですね。
8. 遺伝子ドライブ (Gene drives)
以下Webで見つけた解説ですが、ちょっと怖いです。マラリアを運ぶ蚊は悪い奴だから、遺伝子ドライブによって壊滅させるぜ、みたいな話のようですが、今回のパンデミックが中国の研究所発という都市伝説もあるので、あまり個人的にはこういう神の領域には制御不能になる前にそもそも近づかないほうがよいように思います。
遺伝子ドライブ(英: gene drive)とは、特定の遺伝子が偏って遺伝する現象である。 この現象が発生すると、その個体群において特定の遺伝子の保有率が増大する。 人為的に遺伝子ドライブを発生させることにより、遺伝子を追加、破壊、または改変し、個体群、または生物種全体を改変することができると考えられている。
9. AI分子デザイン(AI molecular design)
薬の開発分野で分子レベルのデザインをAIの力で行う取り組みが進んでいます。AIの進化で薬の設計にかかる時間が格段にスピードアップされているということです。
10. カスタムメイド薬品 (Personalized medicine)
スーツを仕立てるように、薬も私達のひとりひとりに最適のものが調合されるテーラーメイドの時代がもうすぐやってきます。前提としては、体の状態を適切に評価するための診断技術の向上があります。
気づきと学び
余談から。これまで結構自由に仕事をさせてもらっていたので、会社に行かず、朝から喫茶店でコーヒー飲みながら資料作るみたいなことが多かったのですが、朝10時くらいのプロントとかに行くと、リタイアされた大先輩のおじいさま達が、ずーっとあっちが痛い話とか、こっちが痛い話とかしているのを聞きながら、あー、最後は健康が最大の関心事になるんだな、と思った記憶があります。
今回の10選の半分は医療にかかわるところで、欲しいものがあんまりなくなってきたこの時代、ヘルスケア関連は人々がお金を払う(払わざるを得ない)最後の領域で、そこに向けての仕込みをしている人たちがたくさんいるんだろうなということがなんとなくわかりました。
今後、中長期的に事業を検討するのであれば、✗ヘルスケア領域、という視点は持っていたほうが良さそうな気がしました。
日報
最後に、備忘録として昨日仕事でやったこと。
・飯田橋の労働基準監督署にいって雇用保険の話を聞く
・その後、UKがDoddle株式会社の登記をしている場所を見に行く
→六本木ヒルズの裏にあるシェアオフィスでした
・夕方、オーストラリアのチームから日本のパートナー向けにBiz-Devの経験値をインストールする会合、2時間30分の長丁場
・その後、酒を飲みながら、プロジェクト全体像をまとめる資料づくり
ということで、本日のお話は以上です。
今日もよい一日を。
(元麻布の会社所在地、外人ばかりのエリア)
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