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ある行旅死亡人の物語

https://mainichibooks.com/books/nonfiction/post-593.html

本屋さんが平積みしてたのでなんとなく買ってみた
現金3400万円、謎の星型マークのペンダント、
数十枚の写真、珍しい姓の印鑑、
犬のぬいぐるみ(たんくん)を残して
尼崎市のアパートで孤独死した女性の名前と半生を記者が追う!
というノンフィクション
最終的に名前は判明したので代々のお墓へ納骨されたものの
名前以外は何一つ分からないままで
…まあ…なんか事情があったんだろうな…
という感想しかない
そもそもモヤモヤするほどの情報も感情もないので
これが狐につままれたような気持ちなのか…と思った
(毎回「狐につままれる」のか
「狐につつまれる」のかどっちが正しいのか分からなくなる
狐につつまれるのって気持ちよさそうで夢見心地な意味っぽい)

狐につつまれる私(イメージ画像)


読みながらこのヤフーニュースを思い出してた

ニュースは「個人情報保護はいかがなものか!」って話なんだけど
私は一心に下島さん(仮)の安否を追い続け
法律の関係書を読みあさり、弁護士にまで相談して
遺品のチェキを譲り受けることができたら
仲間を集めてチェキ葬まで考えている田中(仮)さんすごい…
下島さん(仮)もここまで想われてすごい…よかったですね。って思った
社会的孤立死なんだろうけど、
ここまでの熱意を持ってチェキ葬計画を立ててくれる友達がいるのは
全然社会的孤立じゃないよな。と思った

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